新米司法書士・はるかの事件ファイル

著者 :
  • 自由国民社
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本棚登録 : 67
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426115159

感想・レビュー・書評

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  • 僕たちの仕事は、誰かを責めたり裁いたりすることじゃない。依頼者から頼まれたことをただ真剣にやるだけ。笑って暮らせる日々を取り戻せるように、知識と経験を総動員すること。

    法律家はお客さんと社会の関係を治す。

    司法書士に興味を持って、もっと知りたいと感じて読んでみた。ストーリーも自然で読み物としても面白いだけでなく、実際の出来事を題材にしているだけあって勉強になった。
    司法書士の仕事はミスが許されず、また書類を通してお客さんの人生、人間関係などを把握して問題解決にあたるところが非常に緊張感のある仕事だと感じた。

  • ★4.1(3.50)2012年11月発行。司法書士って確かにどういう仕事をしているかわからないですよね。それを、女子大生司法書士はるかを主人公にして、6つの事件(不動産売買、相続登記、債務整理、会社設立支援、成年後見人、不動産詐欺事件)を解決。これを読むと、なるほど司法書士ってこういうことをやっているんだなぁということが、良く分かりますね。弁護士ほどには堅苦しくなく、身近な暮らしの法律家ということで、大変参考になりました。これを読んでいると主人公の紗々木はるかを応援したくなりましたね。

  • 女子大生司法書士のはるかがいろいろな事件に関わる中で成長していく姿を描く小説仕立てで、不動産売買の立会、創造登記、債務整理、会社設立登記、成年後見等の司法書士の仕事内容が非常にわかりやすく紹介されている。身近な法律家としての司法書士の魅力を感じることができ、司法書士試験受験生にはよいモチベーションになるのではないかと感じた。ストーリーもハートフルで面白かったが、いろいろな伏線がやや中途半端なまま終わってしまった気がするので、続編に期待したい。

  • 司法書士の業務を知るのには軽く読めてよい。

  • 司法書士かぁ。
    やはり、面白くなかった。ストーリーかなぁ。文章かなぁ。一話で、飽きた。

  • 司法書士がどんな仕事をするのかわかりやすい。お仕事小説。

  • ずいぶんドラマチックだが、本当かな。
    ネットで調べたら“最も難関”な資格試験と書いてあったがら具体的イメージができなかった。それがこの本の中では、テキスト11科目と問題集、過去問を全部覚えないと受からないレベルと書いてある。これは無理っぽい。

  • なぜか、こういうライトノベル風なビジネス小説が好きな自分。司法書士とか全く興味もないのに買ってしまった。
    まあ、自分は司法書士にはなれないなということは分かった。頭が悪いというのもあるけれども、些細なミスが多すぎるんで・・・(実際、自分のミスのせいでこないだクレームがあったんだけれども)。
    ただ、司法書士については、全然よくわかってなかったけれども、この本を読んで少しどういう職業か分かり、少し興味はもった(なりたいと思ったわけではないけれども)。
    今後、自分も司法書士にお世話になることがあるのだろうか。

  • お仕事の関係で買った書籍。
    なかなか読みやすかったし、業務をざっくりイメージするには
    非常に適している本だな、という感じです。
    二箇所の誤植を発見したので、先生にお会いした際に伝えようかと思います。

  • 高校生・大学生あたりまでだったら楽しめる本。司法書士の仕事をこんなに分かりやすく紹介してくれている点で、司法書士会はこの本を全国で普及すべきだろう。

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。医師。「近藤誠がん研究所」所長。
73年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、79~80年、アメリカへ留学。83年から、同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用問題を初めて指摘し、医療の常識を変える。2012年、第60回菊池寛賞を受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設。14年、慶應義塾大学を定年退職。
ミリオンセラーとなった『医者に殺されない47の心得』(アスコム)ほか、『「健康不安」に殺されるな』『「副作用死」ゼロの真実』『コロナのウソとワクチンの真実』(和田秀樹氏との共著)『新型コロナとワクチンのひみつ』(以上ビジネス社)、『最新 やってはいけない! 健診事典』(講談社)、『医者が言わないこと』(毎日新聞出版)、『どうせ死ぬなら自宅がいい』(エクスナレッジ)など著書多数。
2022年8月13日逝去。

「2023年 『医者に殺されるなー僕が最後まで闘い続けた"医療不信"の正体」(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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