日本のたしなみ帖 和菓子

制作 : 現代用語の基礎知識編集部 
  • 自由国民社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426119072

作品紹介・あらすじ

四季のある豊かな自然、そしてそこから生み出され、大切に受け継がれてきた食べ物、ものづくりの技、芸術、行事、しきたりなど、数えあげればきりがありませんが、これらもまた、日本の大きな魅力ではないでしょうか。そこには、先人たちが育んできた「こころ」もしっかりと息づいています。日本の自然と文化の魅力を、まず私たち自身が見直し、学び直し、それらを後世と世界の人たちに伝えていきたい。そう思いませんか?

感想・レビュー・書評

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  • 畠中恵の『しゃばけ』シリーズを読んでいて、よく出てくる和菓子屋のシーンでふと「砂糖って貴重品じゃないっけ?そもそも甘葛から砂糖にシフトしたのっていつ?」と。和菓子は見るのも食べるのも好きだけど、そういうことは知らないなあと思ったのが読もうと思ったきっかけ。

    和菓子の種類から歴史まで丁寧にきちんと書かれていて、まさに求めていた本。
    粉の種類や餡子の作り方も載っている。
    これを読んでからだと和菓子がもっと楽しめると思う。
    最近のお洒落な和菓子も載っていて良い。
    今度は和菓子1つ1つの意味もいろいろ知りたくなったので、今度はそういう本も探してみよう。

  • 材料一つとっても奥が深い和菓子。見た目も堪能したのですが、今回読了して印象に残ったのは和菓子を象る材料の多彩さでした。それにしても和菓子の本って大方おしゃれな本が多いのは気のせいかしら?和菓子の魅力もさることながら本のデザインも良くて、二重の意味でごちそうさまでした。

  • 和菓子について、美しい写真とともに、歴史からどのように発展したのか、わかりやすく解説されていて、すっかり和菓子の世界に魅了された。目でも舌でも季節を感じられる日本ならではの美意識を再確認させられるとともに、無性に和菓子が食べたくなる一冊(o^^o)

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著者プロフィール

1954年、東京生まれ。立正大学大学院博士後期課程研究指導修了。立正大学文学部助手などを経て、1989年株式会社虎屋に入社、虎屋文庫研究主幹として和菓子に関する調査・研究に従事。2013年同社を退職、現在は日本菓子専門学校、東京学芸大学、立正大学などで非常勤講師をする他、時代劇ドラマなどの考証を行なう。他の著書に『幕末単身赴任下級武士の食日記  増補版』(ちくま文庫)など。

「2017年 『図説 和菓子の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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