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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784426120634
作品紹介・あらすじ
◆成城石井はなぜ、あの品揃えができるのか?
こだわりのスーパーマーケットの秘密に迫る、驚異の商品開発ドキュメント。
美味しさの宝庫は、こうして生まれる!
◇本書「はじめに」より抜粋
スーパー冬の時代と言われて久しい。だが、そんな中で業績が絶好調のスーパーがある。関東、中部、関西に約180の店舗を展開している「成城石井」だ。2019年度の売上高は、938億円。前年比約107%。実はその前年も約107%。なんと、この10年で店舗は3倍になり、年商は2倍になっているのだ。
モノが買ってもらえない時代に、なぜ成城石井はこれほどまでに売れているのか。好調な業績を残しているのか。その答えのひとつは、間違いなく品揃えがまるで他のスーパーとは違うから、だろう。
お店に入って、じっくり眺めてみると、それはすぐにわかる。他のスーパーにはまず置いていないものがたくさん置かれているのだ。しかも、ラインナップがカテゴリーごとにハンパない。
(中略)
では、なぜ成城石井の品揃えは違うのか。どんなふうにして、この品揃えを実現させているのか。トレンドをどうキャッチしているのか。その秘密をひもとくべく、約30名のバイヤー、約20名の惣菜・スイーツ開発担当者を代表して、総勢11人に話を聞いて作ったのが、本書である。
みんなの感想まとめ
こだわりのスーパーマーケットがどのように独自の品揃えを実現しているのか、その秘密を探るドキュメントです。成城石井のバイヤーたちが世界中の食材を求め、長年の信頼関係を築きながら商品を開発する姿が描かれて...
感想・レビュー・書評
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「成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?」の続編の位置づけです。
成城石井が誇る24の商品にまつわるエピソードを紹介するのが本編です。
印象に残ったのは、諏訪の蔵元真澄が、温めてきた「野可勢」という商標を、成城石井とのプライベートブランドに提供する話がでてきます。
「野可勢」とは天下の名笛のことで、信長・秀吉・家康に伝えられたもので、その名を商標としてもっていたのは、真澄でした。その名を成城石井とのプライベートブランドへ提供したこと、業界では珍しいプライベートブランド契約を結んだ真澄の心意気が成城石井との強い信頼関係を物語っています。
・世界中に食材を探しに行く執念
・世界の生産者との3年越しの折衝
・郵送、加工、温度管理などの様々なこだわりの対応
・ブライベートブランドの商品化へのすさまじい努力
が、上阪氏の筆で面白おかしく描かれていて一気に読み終えました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当に美味しいものは裏切らないし、お客さんは魅了され、何度も買う。
何と言っても、成城石井の強みは「本物をお届けした」。という共通認識があり、そこにかける労力やコストは惜しまないで徹底的な探し抜く。
その哲学が浸透しているプロフェッショナル集団であり、今も最高の食材、最高の調味料を求め、世界各地で成城石井のバイヤーは動き回っている。 -
成城石井の商品がいかにして作られ、いかにして店頭に並べられ、いかにして手に取られていくのか。
究極のこだわりをもったバイヤー達の「行動」と「思考」の勉強になる。 -
作り手や、バイヤーたちの情熱が伝わってくる。選ぶ楽しみが増えた。
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おなかすく
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読むと食べたくなる。どの社員も店舗を経て、と書かれているけど、成城石井って別に接客はたいしてしないですよね。それでも現場感覚って大事なんだな、というのが印象的でした。
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取材がペラい こだわりは分かるけど
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成城石井のヒット商品などを中心にそのバイヤーの活躍ぶりをまとめたもの。こだわりなどが伺えるのが良い。
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成城石井のプロ意識が垣間見れる本。
業界問わず、このようなプロ意識をもって仕事をする会社は強いと思う。
芋とウインナーとケーキが気になる。(全部気になるんだけど) -
自社できちんと足を運んで見定め交渉し商品にしていくことが、圧倒的な差別化につながるのだなと感じる。
この積み重ねが、顧客やパートナー企業からの信頼につながり、その信頼が成城石井のブランドを強くしていく。
企業のブランディングとはこうあるべきだと非常に勉強になった。 -
海外の個性豊かな生産者達との交渉。少しでも販売価格を安くするために捻り出す様々な工夫。バイヤー達の奮闘ぶりは『ガイアの夜明け』を観ているかのようだ。少し残念だったのは、登場するバイヤーのうち女性はたった一人だけだったこと。今の時代なら、活躍する女性の話がもう少し読みたかった。
著者プロフィール
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