悩める人、いらっしゃい 内田樹の生存戦略

著者 :
  • 自由国民社
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  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426120986

作品紹介・あらすじ

「これからいったい、どうなってしまうんでしょう」生き難い世をいかに生きるか?内田先生がお答えします!

感想・レビュー・書評

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  • 夢中で読みました。さすが内田樹さん。
    全て同意はし兼ねますが、どれも根拠がある話で面白かった。
    読者?からの大雑把な質問にズバリと答える痛快さがあります。結構難しい話も含まれていますが、流れるような論調が気持ちいい。特に前半はテンポよく切っていくので気づいたら全部読み終わってます。
    教育に携わる身としては、学ぶことが消費になったという話はとても興味深かった。なにやっときゃいいですか、という質問に違和感を感じていたけど、なるほど、それは最小限の浪費で必要最低限の結果を得ようとする態度だから違和感があったわけだ。

    こんなこと質問する前にとりあえず行動したらいいのに、と思う相手にはちゃんとそういった論調で突き返していて容赦がなくてよかったです。

    人を不快にさせる批判ではなくて、根っこに知識と教養と思考力があるのでとても気持ちが良い批判になってる。
    痒いところに手が届く感じです。
    後半は安倍政権についての話も増えてくるのですが、これまでピンとこなかった安倍ちゃんの改憲論だとか、独裁政権だとか、そういうものにもありあまる批判力で物申す。

    知的な本を読みたい人にオススメ。きっと新しい視点でものが見られると思います。

  • 304

  • 配偶者の選択にうるさい条件をつけてはいけない,異性が10人くらいいたら3人,できれば5人は結婚のストライクゾーンに入るくらいの境地に達してほしい・・・云々,内田樹らしくて,もっともな考え方かと,妙に納得。

  • 色々考えさせられます

  •  内田さんにはかなわないなと常々思う。後半は日本(の政府)に対する憂いをこれでもかと表現しているが、おそらく「俺が言わなきゃ、誰が言う」マインドがあるから言っているだけで、本気で日本が戦争するなんて思っていないと思う。
     また、内田さんがしきりに「知的に生産的」ということを仰っていることからも、議論の種を提供しているぐらいの気持ちなのだろう。(少し好意的に解釈しすぎか)
     また、ほんの1ページの中の数行に過ぎないのだが、天皇陛下の真意が護憲にあるというのを知っただけで、陛下に報いねばという気持ちになった。陛下ほど思いやりと深い思慮を持って、日本国を思ってくれている人はいないと心から信じることができる。そう思い、涙が出てきた。陛下の御意思は何としても尊重したい。それだけの力が陛下にはあることに今自分で驚いた。

  • ウチダ節がたっぷり聞けて、勉強になりました。
    ご本人も仰っている通り、悪い予測がほとんど当たっていて、暗澹たる気持ちになっています。
    国民全体が成熟しないと、ほんとうに日本がダメになってしまう。

  • 2016年ウチダ先生刊行ラッシュのひとつ。
    厳しくも温かい人生相談への切り返し。
    世の中を見つめる上でのしなやかな知性。
    この人みたいな考え方に、どうやったらなれるのか。

  • 読了。面白かった。世の中のごちゃごちゃしたことがすっきりわかる気分になる。事務所の人に貸してみよう。

  • 政治的な問題に関しては、他の質問より紙数を割かざるを得ないというところが、現在の日本の政治的状況の困難さを物語っているように感じた。

  • どうすればいいんですか?という問いは標準的なふるまいはどうなんですか?という問いと同じです。みんなは何をしてますか?と訊いているのと同じです。もっと踏み込んで言えば、何をしていればその他大勢に紛れ込めますか?を訊いている。そういう態度って、あまりクリエイティブじゃないと思うんですか

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