ジャコ・パストリアス語録 魂のしるし【特別付録】未発表音源CD“Jaco Pastorius & Peter Erskine Last Jam"

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  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426121891

作品紹介・あらすじ

ドキュメンタリー映画「JACO」日本公開!
すべての生きる魂に捧ぐ、天才のことばの花束。

彗星の如く現れ、35歳でこの世を去った
ベース・ギターの不世出の革命児、ジャコ・パストリアス。
音楽史上に燦然と輝く巨星が遺した鮮烈なことだまの数々を
多数の未公開写真とともにおくる。
ファンはもちろんのこと、初めてジャコを知る人の入門書としても最適。

感想・レビュー・書評

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  • お酒のおつまみにどうぞ。

  • 兎に角、全てが中途半端で物足りない。映画『JACO』日本公開に合わせた便乗商法的な書籍。未発表と銘打って小出し、小出しの所謂、ジャコ商法というヤツか。

    雑誌『ADLIB』でのジャコ・パストリアスの未発表インタビューを中心にしたジャコの語録と数多くの写真で構成されている。恐ろしい程に文字数が少なく、15分くらいで読み終えてしまう程の物足りなさ。ジャコの語録より、松下佳男の文章の方が文字数が多いのではなかろうか。ジャコの語録に対する詳細な解説や背景などが記載されていれば、満足したと思う。

    特別付録の未発表音源CDも、僅か7分弱の1曲のみ。1983年のフロリダでのジャコとピーター・アースキンのデュオによる『Invitation 』。音源はピーター・アースキンの秘蔵のものだろうか。音は良いが、1曲だけでは満足出来ない。

    そして、最後に驚いたのが、書籍に挟み込まれていた広告。ユーキャンがジャコのオリジナル・プリント先着50セット限定と銘打った特別なプリントの写真。色々とオマケが付くようだが、その価額79,800円。恐るべしジャコ商法!

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著者プロフィール

1948年生まれ。
早稲田大学卒業後、1973年、スイングジャーナル社編集部に入社。同年に音楽ジャンルを超越した新雑誌『ADLIB』を立ち上げ、ジャズ/フュージョン、AOR、ブラック・コンテンポラリー、ワールド・ミュージックなどさまざまな音楽を紹介。1980年に編集長となり以後30年間活躍。敬愛するジャコ・パストリアスの企画アルバムも多く、『ジャコ・レア・コレクション』、『ジャコ・ソングス』、『プレイ・ジャコ』、『ジャコ・アーリー・イヤーズ・コレクション』などの企画/監修をはじめ、ジャコ関連のライナー・ノーツの大半を執筆している。
2010年にはジャコ・パストリアス自身の貴重なインタビューをまとめた『ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉 』(リトーミュージック刊)を執筆した。

「2014年 『ジャコ・パストリアス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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