ジャコ・パストリアス語録 魂のしるし【特別付録】未発表音源CD“Jaco Pastorius & Peter Erskine Last Jam"
- 自由国民社 (2016年11月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426121891
作品紹介・あらすじ
ドキュメンタリー映画「JACO」日本公開!
すべての生きる魂に捧ぐ、天才のことばの花束。
彗星の如く現れ、35歳でこの世を去った
ベース・ギターの不世出の革命児、ジャコ・パストリアス。
音楽史上に燦然と輝く巨星が遺した鮮烈なことだまの数々を
多数の未公開写真とともにおくる。
ファンはもちろんのこと、初めてジャコを知る人の入門書としても最適。
感想・レビュー・書評
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お酒のおつまみにどうぞ。
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兎に角、全てが中途半端で物足りない。映画『JACO』日本公開に合わせた便乗商法的な書籍。未発表と銘打って小出し、小出しの所謂、ジャコ商法というヤツか。
雑誌『ADLIB』でのジャコ・パストリアスの未発表インタビューを中心にしたジャコの語録と数多くの写真で構成されている。恐ろしい程に文字数が少なく、15分くらいで読み終えてしまう程の物足りなさ。ジャコの語録より、松下佳男の文章の方が文字数が多いのではなかろうか。ジャコの語録に対する詳細な解説や背景などが記載されていれば、満足したと思う。
特別付録の未発表音源CDも、僅か7分弱の1曲のみ。1983年のフロリダでのジャコとピーター・アースキンのデュオによる『Invitation 』。音源はピーター・アースキンの秘蔵のものだろうか。音は良いが、1曲だけでは満足出来ない。
そして、最後に驚いたのが、書籍に挟み込まれていた広告。ユーキャンがジャコのオリジナル・プリント先着50セット限定と銘打った特別なプリントの写真。色々とオマケが付くようだが、その価額79,800円。恐るべしジャコ商法!