- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426125516
作品紹介・あらすじ
これは実際にあった、真実の物語。
実業家として大成功した父が 最後の2週間で僕に伝えてくれたのは「幸せの答え」だった。
月間100万PV・超人気ブログの大反響連載が大幅加筆・書籍化!
感想・レビュー・書評
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良かった。
人を大切に思う、何事にも感謝。
かっこよく生きよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらっと読めた。
●妻の美しさは夫の責任
嫁さんが笑ってくれればその家は幸せになれる
●あえてその会社で働く理由は何?経営者の役割は従業員に未来を見せること。
●子供はまっすぐ素直に育てあげる
●最悪の未来を予測しながら最善の今を生きる
●真のリーダーに必要な力は、人に愛される力
●幸せは今この瞬間に目の前の人が運んできてくれるかもしれない。ひとりひとりに敬意を持って接する。人に惜しみなく与えられるものを与える。 -
余命わずかな父が息子へより良く生きる為のコツを教えていく話。
人に恵まれる為には人見知りをなくす事が大切である。大概の人は人見知り気質の為、人と繋がるチャンスを失いがちである。些細な出会いから運命は変わっていくので1つ1つの出会いを大切にしていきたいと思った。
私生活でも心掛け次第で幸せになれる事が分かった。今健康でいられる事に感謝をして人に喜ばれる事を積み上げていきたい。 -
荒川祐二さんに初めてお会いしたのは2年前の2017年5月3日のことだった。
荒川さんは近年は古事記や日本の歴史について非常に分かりやすく伝えてくれている作家であり、人気ブロガーでいらっしゃるが、もともとは大学生の時に早朝の新宿駅近くでたった一人でごみ拾いを始め、その活動がどんどん広がっていき、ついには5月3日=ゴミの日にごみを拾うという活動を日本中、さらに世界中に広めていった方なのです。
2017年ゴールデンウィーク、私の友人が翌月に主催する『荒川さんの講演会とロックバンドおかんライブ』を前にスタッフ有志で荒川さんにお会いするべく、多摩地域でのゴミ拾いに参加をさせていただいたのが出会いだった。
ほんの2、3時間という短い時間であったが、荒川さんの謙虚さに好感をいだいた。私より20歳くらい下ということで、無意識のうちに少し上から見ようとしていた愚かな私は荒川さんの『人としてのあり方』に正直びっくりしたものだった。
『この男、ただモノじゃない!』と。
たった一人で早朝の新宿でゴミ拾いをし続けてきた人なのだから、大した人なのは間違いないのだが、その体験をも超えた荒川さんの人間力に不思議な魅力を感じた。
今日、2年の時を経て、この本を拝読して腑に落ちた。
それは亡くなった荒川さんのお父様が魂をこめて荒川さんに伝え続けてきた愛の教えが書かれていた。
世にいう成功者と呼ばれる人ほど、非常にシンプルで当たり前とも思えることしかやっていない。裏を返せば、シンプルで当たり前のことを多くの人はやらないとも言える。
荒川さんのお父様は身をもって、その大切さを荒川さんをはじめとする子どもたちに伝え続けてきたのだ。めっちゃ格好いい生き方だと思った。
私自身、自分の娘に遺してあげたいと思うのは『生き様』である。(本人はお金の方がいいと思っているかもしれないが(笑))
だからこそ、荒川さんのお父様の格好良さに痺れるし、それを素直に学び、自分の生きる力に変えようとしている荒川さんのことも素敵だと思う。
人と人の絆が希薄になっている今の世。家族においてもバラバラになってしまうケースも珍しくない。
しかし、人が生きていく上においては一人では生きていない。特には家族の愛があるかないかは、人生に大きな差を生み出す。
自分のことを大切にし
その上で家族を大切にする。
そうして初めて他の人のことも大切にできるのだ。
改めて、その大切さを感じる本でした。
是非、たくさんの人に読んでいただきたいと思います。