ソーシャルトラベル 旅ときどき社会貢献。 価値観をシフトする新しい旅のかたち
- ユーキャン学び出版 (2012年12月5日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784426603878
作品紹介・あらすじ
東京に生まれ育ち不自由ない暮らしをしてきた夫婦が、突如世界一周へ。そして、なぜか旅先でシャカイコウケン!?2年間25カ国を旅して辿りついた新しい旅のスタイル「ソーシャルトラベル」は、あなたの価値観を打ち壊します。巻末には「絶景、街、トラブル」ランキングや、心あたたまる「居候」体験などの特集つき!読めばきっと元気になれる一冊です。
みんなの感想まとめ
旅先で出会った人々と共に社会貢献を果たす新しいスタイル「ソーシャルトラベル」を体験した夫婦の物語が描かれています。著者は、社会貢献に対するハードルを感じる読者に向けて、実践を通じて得た気づきや葛藤を率...
感想・レビュー・書評
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15.oct.29
旅先で出会った人々に、自分たちができる範囲でできることをする「ソーシャルトラベル」という旅をした夫婦の軌跡。
自分も著者のように、社会貢献というものには高いハードルを感じていた。今まで募金(それも大した金額ではない)くらいしかしたことがなかったし、遠くの国の人に何か施しを行うというよりは自分の生活で精一杯だし…という半分言い訳のような考え方をしていた。
この夫婦は旅先で出会った課題に対して、自分たちの持っている資金や能力・キャパの範囲内でヒアリングを行い、足を動かして様々な地で取り組みを行っていた。
「これだけお金があれば新しい校舎が建てられる」と寄付をストレートに求められても、お金をそのままあげる抵抗感と、モノを納めるというのは自分たちの自己満足なんじゃ…?というジレンマは誰でも陥るものだろうと思う。
「皆が少しずつ気軽に人助けできる社会になったらいいよね」という言葉。すごく共感した。
「selfish compassion」の精神を私も持ちたい。
今は東北復興新聞の編集をしているそうだけど、他にも本あるのかな、読んでみたい。
この地でできたこと、できなかったこと、反省というのをストレートに描いてるところに共感したけど、ひとつだけ!
project1のブッダガヤで夫婦が現実のジレンマに直面して二人で大泣きしてる、という文章の挿絵(?)にバッチリ撮影した奥さんの写真がどーんと入ってるとこに冷めた!なんでここだけドラマチックに演出してんの?二人とも号泣したという割には冷静にキレイな写真撮ってんの?カメラマン付いてきてないよね?となってしまった。。
そこだけ残念だったので星4つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
selfish compassion自分勝手な思いやり。が印象に残った。ボランティアする人は聖人でなくてもいい。
その行動が人の未来のHOPEの一片につながるのであれば立派な社会貢献である。
とはいえ、恵まれすぎている日本の生活に慣れすぎている自分にとって、それを実践するのは何か後ろめたい感じがある。 -
本間夫妻の人柄がでていて、時々思わずうるっとしてしまう本。
社会貢献とかはボランティアってなんだかきれいに聞こえるけど、やりたい人がやればいいし、いろんな関わり方がある。
人の目を気にしたら偽善だとか気になってしまうことがあるけれど、要するに自分がやっててハッピーなら、ぜんぶオッケーだと思う。 -
社会起業をめざして思考錯誤してた時、フェイスブックで誰かがこの本のこと投稿してて、気になって購入。
社会を変える小さな一歩につながる旅。日本を離れ異国の地での様々な出会いによって、どんどん成長していく夫婦の姿にたくさんの勇気をもらいます。
人として生まれたことの喜びって、こういうことでもあるんだろうなあと深く感動。旅も社会貢献も大好きな方にめちゃくちゃおすすめな一冊。自分の人生とともに、社会を変える、そんなトラベル、いつかする! -
企業を立ち上げ軌道に乗ってきた夫と雑誌の編集者として楽しく働きだした妻。2人はハワイで結婚式を挙げ、順風満帆のはずでした…。が、なぜか仕事を辞め、旅に出ます!社会貢献というものには抵抗があった2人。旅先のインドで出会ったソーシャルワーカーたちや現地で聞いたこと、見たものに心を動かされ、自分たちのできる範囲で手助けをします。旅行をしながら、社会貢献をするという新しい旅のかたちを提案している本書。こんな旅行も素敵かもと思える一冊です。
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「社会貢献」特に寄付を募ることに引っ掛かるものを感じていた夫婦が、現地の社会に飛び込んで、「自己満足でいいんだ」ということに気付き、活動を繰り拡げて行く。そして、ブログの読者も巻き込むに至る。
当事者に悪影響を与える可能性には気を配りつつ、活動の方法を模索して行く過程がよい。 -
自分ができることをやればいい。
中途半端でも自己満足でもいい。
やらないよりはマシ。
いい本!!おすすめです! -
2013年23冊目。
ワクワクによる鼓動の高まりが止まらなかった。
「ここからなら自分にもできる」とプロジェクトを立ち上げた頃の自分に、
もう一度出会い直せた気がする。
言説や理論ではない、等身大でガチンコの社会貢献・国際協力の形が綴られていた。
本当に正しいのか、自己満に終わっていないか・・・
そんな人間らしい迷いを持ちつつも、
それでもやれる何かに向けて一歩を踏み出したとき、
多くの力が不思議と集まる・・・
その高揚感が思いっきり伝わってきた。
旅関連の本の中でも指折りの一冊。 -
友人が書いた本なのですが,夫婦で世界中を2年間旅して,気付いたことを赤裸々に書いている本です。新しい旅の仕方と人生としての生き方を考えさせてくれる名著です。本当に魅力的な夫婦なんですよ!是非読んでみてください。
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発売を知ってからずっとずっと読みたかった本。
一気に読みました!!
海外、特に途上国を旅すると嫌でも考えざるを得ない、
貧困問題や支援の在り方。
私自身途上国行くたびにこの問題にぶちあたり、
自己満足?偽善?そんな批判的な目で自分を見てしまうことも。
著者のふたりも、同じような葛藤を抱えながら、
それでもその壁を突き破って動く、動く。とにかく行動に移す。
そこからまた気付いて、学んで、次のアクションに繋げる。
海外から来た人がボランティアなど様々な形で
彼らの生活の手助けをする。
それは決して自分と彼らの生活を比べて、とか上から目線とかではない。
好きだから、やりたいからやっている、ただそれだけ。
現地で出会い、心を通わせることができた目の前の人たちのために、
なにか“してあげたい”ではなく、なにか“したい”と思う、
純粋な気持ちからうまれるもの。
少なくとも私はそうだと信じている。
“Selfish compassion”というダライ・ラマの言葉。
自分勝手な思いやり。
あぁ、それで良いんだ。ガツンときた。
特別なスキルなんてなくたっていい、実際に彼らが持っていたものは
アツい思いとそれを具体的アクションに落とし込む、
発想力、提案力、そして行動力。
そしてメディアを使いこなす力。
メディアがどんどん進化し、自分の声をブログやツイッター等でより広く、
(直接知らない人にまで)届けることが可能になった今。
ボランティアや支援の形もますます多様化し、アイディア次第で
今までは考えもつかなかったような、実現不可能だったことも
どんどんできるようになってくるだろう。
しっかりキャッチアップして、そういったスキルも磨いていかなきゃな。
私自身、近い将来に世界一周を実行するつもりでいる。
彼らの体験をヒントに、自分らしい旅のスタイル、想像膨らませていこう!
可能性を広げてくれる、自信を与えてくれる、愛とパッションに溢れた本。
感情移入して思わず涙、なんて場面も多々あり。
この本に出会えてよかったです。 -
たまたま本屋で手に取った本。夫婦で世界を旅しながら、小さすぎてそんな言い方をするのも気が引けるほどの「シャカイコウケン」を綴った本。実体験を通じた葛藤が描かれていて、これから何かをしたいという人にもお勧め出来る。
本の中でも出てきているけど、実際に援助って単なる縛りになってたり、それを頼りにさせてしまって実際はその人自身を駄目にしているケースも多い。これは日本の補助金という仕組みだってそう。コルセットというのは何年かしたら外してあげないと、結局それ頼みになっちゃう。じゃあ本当の社会貢献ってなんなの?寄付だとか物資送付だとかじゃだめなの?その疑問にヒントを与えてくれるエピソードが載ってる。 -
始めることに戸惑っている人、偽善的でふみこめない、
「ボランティア」に抵抗のある人にお勧め。
世界一周をしながら満足に収入の得られない小学校や人々と出会い、
彼らの中に入って、一緒に現状改善をしていく夫婦の旅記録。
―特に響いた言葉の引用
*ジコマンとか中途半端とかうじうじ言う暇があったら、とにかくやったら良いんだ。あぁ、と胸を打たれて何かしたいと思うものがあったら、とにかくやったら良いんだ。
*それが私たちの「やるべきこと」ならきっと道が開ける。だからもしも道が開けたなら、どんなに苦しくてもやりとげよう。
*前を向いた小さな力は、同じ方向を向くほかの力と一緒になり、それは流れとなり、大きな力を生む可能性がある。
*未来のHOPEの一片にでもつながるのであれば、どこでもいい、何でもいい、できる限りでいいじゃないかという僕らの価値基準「セルフィッシュ、紺パッション(自分勝手な思いやり)」
―
ここからは自分の経験を振り返っての感想になってしまうので、
あまりレビューぽくないが、自分の記録として。
2012年10月にカンボジアへボランティアへ行ったとき、
そこの子供たちがボランティアの日本人へ習慣のように物乞いする姿、
なんとなく形式ばった感謝に結構ショックを受けて帰ってきた。
本当にこれが現地の子供たちにとって良いことだったのだろうか・・・
何度も考え、もうボランティアはしたくないな、と思っていたところに
この本に出会うことができた。
そこで思ったのは、上記のボランティアで、今までの日本人と同じように
物乞いと付き合い、同じように授業をするのではなく、
少しでも現地で、子供たちに物乞い以外の方法を教えてくれば
よかったのかなという気持ちだった。現状にがっかりしただけで
帰ってきてしまい、なんとも悔しい。
ボランティアの中で、一人日本語を熱心に学ぶ男の子(コンキア)がいた。
彼はみんながするような物乞いが一切なく、唯一ほしがったものは
指さし会話帳のカバーについていたあいうえお表だった。
漢字を教えると、次の日かけるようになったことを教えてくれ、
私の前で習いたての漢字を披露してくれた。
自分の教えたことを復讐して、習得してくれた。
私はコンキアのことがすぐに大好きになってしまった。
そんなコンキアは、学校に来るカバンがビニール袋だった。
本の言葉を借りると、彼のHOPEを見たからか、
この子にもっと良いカバンをあげたいな、と思った。
しかし、周りからの物乞いにつかれていたのと、
生徒に対して贔屓をしても良いのかと思う気持ちがあって、
結局自分のカバンは渡さずに帰ってきてしまった。
今思えば、なんでこれをあげたくなったのか、
理由を添えて渡して来ればよかったと後悔している。
物乞いをする子にも、もっと向き合って話をしてくればよかったな、とも。
少しでもやりたいな、と思うことがあったら、とにかくやってみる。
この本をキッカケに気持ちを強く持ち直すことができた。
ずっと憧れていた、何か社会に対して働きかけながら世界一周をする
(この本で言うと、ソーシャルトラベル)、将来はわたしもできるよう、
もっと動いていきたい。
