開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?―苦境からの大逆転! 子どもの2人に1人が履く奇跡のシューズ誕生物語

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426605148

感想・レビュー・書評

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  • チェック項目5箇所。「コーナーを力いっぱい駆け抜けた結果として速く走れる」という側面はあります、しかし私たち作り手が真に目指したのは、「運動会でよい思い出をつくれる靴」をどもたちに提供することだったのです。子どもたちが「オシャレ」に興味をもちはじめる年齢は年々早くなっていました、それは、子ども靴の売れ筋の変化として如実に現れつつありました。通学履きをベースにして、そこに運動会が楽しくなるような付加価値をつける、この方向性を得て、議論は一気に進みだしました。「運動会」を基点として靴をつくったら、運動会シーズンの幕開けから売れはじめた、私たちが考えたコンセプトは、やはり子どもの心に沿ったものだったのだ……。瞬足は「走る」以外のシーン、「跳ぶ」「蹴る」といった運動に対応するモデルもリリースしました、対象年齢も小学校一~三年だけでなく、高学年向けにも売り出しました。

  • 見事なまでのサクセスストーリー。
    それでいて嫌みなところもなく、読んでいて、自分も開発チームの一員のような気持ちになれ、ワクワクしました。

    が、そこで終わってはいけません。
    この本で得たことを、自分の仕事に生かすべく、いろいろ考え、行動していきたいと思います。

著者プロフィール

アキレス株式会社で低迷していた小学生向けジュニアスポーツシューズ事業を立て直すべく、2002年に「瞬足」開発のために集結したプロジェクトチーム。商品開発、本社販社営業、販促宣伝などの精鋭らによって構成。瞬足は、2003年の最初のモデルは2アイテムで、アキレスの主力商品「ランドマスター」のサブブランドとしてスタートも反響が大きく、翌シーズンより「瞬足」ブランドで展開し、売上は急上昇。発売3年目の2005年には、子ども靴のヒットの目安とされた「150万足」を超える158万足を売り上げ、さらに、発売4年目の2006年には300万足を超え、当時、爆発的な売上を記録したゲーム機と絡めて、「任天堂DSか瞬足か」と業界内外で大注目された。現在(2013年3月末時点)で、累計売上4,000万足超、毎年世に送り出す新商品は年間200アイテム以上と、開発チームの予想を大きく上まわる一大ブランドに成長。子ども靴市場の拡大にも貢献してきた。今後は、業界を牽引する先導者として、「NO.1ブランド」の責任と使命感から、子どもの「足育」を啓蒙する活動にも力を入れていく。

「2013年 『開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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