- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426875060
作品紹介・あらすじ
ともだちのまりちゃんはめがみえない。それでかんがえたんだ。みえないってどんなかんじかなあって。
感想・レビュー・書評
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目の見えない人、耳の聞こえない人…色んな人達の世界がどんな感じなのかを目をつむったり耳栓で耳をふさいだりしながら想像体験するひろくん。
見えない、聞こえない、だからこそ、の豊かな世界に気づける素敵な男の子。
そうか!そういう発想はなかった!
どうしても想像できない世界もあるところも、こどもならでは、だとも思いました。
そしてひろくんが想像できなかった世界に暮らすきみちゃんも、ある世界を想像体験し、その世界に暮らす人だからこその素敵な発想に気づくのです。
多くの人が自分の世界をスタンダードと認識しがちで、境遇の違いを受け入れられないのも、その裏まで想像することをしていない事が多いのかな、と、この絵本を読んで考えさせられました。
そしてもう一つ、その世界に身を置く人たちは案外、その日常が当たり前で、気づかないこともあるものだなとも思いました。
お互いの世界の素敵なところに気づき、認め合えることは大切なことで、尚かつ素敵なことですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2023.3.1 4-3新
2023.2.15 4-1新
2023.2.9 4-1
4分半 -
中山千夏 子役の時から見てました
政治家だったり
詩がいいなあって思います
和田誠さんのすっきりしたイラストと相まって
共感できる絵本に
ラストは!
そうだったのかって
≪ じっとして 想ってごらん その感じ ≫ -
主人公の男の子が、目が見えないお友達、耳が聞こえないお友達と順々に相手の立場を想像して、お話が進んでいく。目が見えないって凄いね!色んな音が聞こえる!耳が聞こえないって凄いね!色んなものが良く見える!
ラストの展開に衝撃を受ける。祖母の事を思い出して、涙が出た。相手の事を慮るのはとても大切だ。自分もその立場になる日が来ることもある。人生色々だな。 -
なくてもそれ以上のことを得ることができる❣️
第11回日本絵本賞受賞 -
主人公の男の子のまねをして、目を閉じたり、耳をふさいでみたりしたくなる本です。そして、自分が男の子の立場だったらどんなかんじだろうかと考えさせられる本でもあります。
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初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。
中学年くらいからかな。
4分半 -
どんなかんじ。