ピアノは知っている 月光の夏

  • 自由国民社
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426891114

作品紹介・あらすじ

「死ぬまえに、ピアノをひかせてください!」
ベートーベンの名曲「月光」をひいて
「特攻」の若者は飛びたった──
戦争の悲しいできごと 平和の祈り
実話からうまれた、感動の物語

小説「月光の夏」(講談社文庫)の絵本化。
第二次世界大戦末期、特攻隊として多くの若者たちが九州各地の基地から飛びたった。

「死ぬ前にもう一度ピアノを弾きたい」。
佐賀県の鳥栖小学校を訪れ、ベートーベンの名曲『月光』を弾いて飛びたった二人の若き特攻隊員と、小学校に残されたドイツ製グランドピアノ・フッペルを軸に展開されるストーリー。

「月光の夏」のふるさと、佐賀県鳥栖市 市制50周年記念

著者プロフィール

作家。1933年福岡県生まれ。
1964年、テレビドラマ脚本『十八年目の召集』で第1回久保田万太郎賞を受ける。
日本放送作家協会理事、文部省社会教育審議会委員・専門委員などをつとめた。
小説、ドラマ、ドキュメンタリーなど戦争と戦後問題をテーマとする作品が多い。
『月光の夏』は自らの企画、脚本で映画化、映画(神山征二郎監督)は観客210万人という大ヒット作となった。オーディオドラマ『ヒロシマの黒い十字架』(中国放送)は2000年度文化庁芸術祭大賞を受ける。
著書に『夢にむかって飛べ 宇宙飛行士エリソン・オニヅカ物語』(講談社)、『虹の絆』(毎日新聞社)など。最近刊『子犬よさらば、愛しきいのち/ユキは十七歳、特攻で死んだ』(ポプラ社)。

「2004年 『ピアノは知っている 月光の夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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