ワン・テイスト: ケン・ウィルバ-の日記 (下)

  • コスモス・ライブラリー
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434021374

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  継続的プラクティスの重要性。普遍的な多元主義。ポップカルチャー。原初の顔。「夢を見ない深い眠りの中に存在しないものはリアルではない」(ラマナ・マハリシ)。ネーゲル『ラスト・ワード』。

     創造も破壊もない。
     運命も自由意志もない。
     道も達成もない。
     これが究極の真実である。

     相対を含んで超えた絶対の先に開けとしての基底があるが,そこから見るとそれは相対の中にすでに常に内化している。井筒哲学を「二重の見」と喝破した西平直はおそらくかなり良い線を行っている。しかし,水平的な変換ではなく垂直の変容が実践として必須である。西平は「稽古」という思想を追求することからそれを汲み取っている可能性はあるが,自身の実践はいかに?

  • ウィルバーの本の寄せ集めにしては良くまとまっているし、何よりも同著者の本の中でも解り易い。

  • 読了

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1949年、米国オクラホマ州生まれ。トランスパーソナルの代表的な理論家。著書に「万物の歴史」(春秋社)「ワンテイスト」(コスモスライブラリー)「意識のスペクトル」「アートマン・プロジェクト」「構造としての神」など.

「2002年 『万物の理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケン・ウィルバーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×