The Chat (アルファポリス文庫)

  • アルファポリス (2006年10月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (273ページ) / ISBN・EAN: 9784434084430

みんなの感想まとめ

人間の狂気がテーマのホラーミステリーで、チャットに現れた亡霊がメンバーを次々と惨殺していく緊迫感が魅力です。グロテスクな描写が多く、手が止まる場面もありますが、最後まで引き込まれる展開が続きます。犯人...

感想・レビュー・書評

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  • なんかホラーなものが読みたくて探して読んで見た作品。

    薄気味悪い。
    えぇーあんたなのー?ってかんじ。
    驚かされるというよりがっかりしてしまったラスト。
    ひやっとしたし、暇つぶしになったけど小説としてはいまいち好きになれず。

  • うっかりver2.1の方から読んでしまったので、元はこっちなのねと納得。結局生きている人間が一番やばいというオチ。

  • 毎週金曜日チャットに興じていた平岡は5人のチャット仲間を持っていた。ある日同じように雑談をしていると突如「ナカツカ」という人物がチャットルームに現れた。それは平岡が自分の過去から消し去りたかった記憶の一部であった。

    ***

    ソフトウェアの会社に勤める平岡は、毎週金曜になるととあるチャットルームに通って仲間たちと他愛のない雑談を交わしていた。ある日、同じように雑談を交わしていると、「ナカツカ」という人物が現れる。初めは歓迎ムードだった平岡と他のメンバーはいろいろ話しかけるが、「ナカツカ」は自分は殺害されているインターネットの亡霊であり、不要なファイルを削除している。このチャットルームには6個の不要なファイルがあると告げる。そして、不要なファイルを今から一つ削除するというのだ。強烈なキャラ設定に戸惑う平岡とチャットメンバー達。一方的に言い放ち、チャットルームから退室してしまうナカツカ。不気味な存在の出現に白けてしまい、雑談はお開きとなってしまう。皆ときどき現れる荒らしか何かだろうと思っていたが、ナカツカがチャットルームに現れたその日からチャットメンバーや平岡の日常は恐怖に彩られることとなってしまった。主人公である平岡が、チャットルームと現実を行き来しナカツカというインターネットの亡霊に翻弄されていくホラーミステリ。結末は好き好きがあるだろうが、様々な情報が錯綜して読んでいる読者も翻弄されそうになる話だった。どこをかいつまんで話したらいいのか分からないというのが本音。というのが、どこをとってもネタバレになりそうというやつである。ほんとにどこをとってもこの話の面白さを損ないそう。
    一言でいうなら、騙される人は多分騙される、私は見事に騙された。という感じか。そもそも私は出発点から間違っていた感じだった。作者がばらまいた情報に分かりやすく飛びつき得意満面で推理をして読み進めていたが、結局迎えた結末に二歩前ぐらいの展開に啞然。そこで得られた情報で更に再構築し、こういう感じか?と思ってもう一度考え直したが、結末一歩手前ぐらいの場面でその考えも違って呆然。脳内は「なんやて」状態だった。そのままの状態で結末を迎え、いよいよ終幕となったところで急展開に別の意味で啞然。黒幕が誰かはあってたけどその正体に、個人的には納得ができず、それはあんまりやんけー!!とのけぞってしまった。(自分が勝手に結末を予想しまくってたのが悪いのだけれども)同作者から正式な続きが出ているようなので、今からそちらを読み進める予定。どうしてそういう結末を迎えたのかがその続刊で分かることを望む。
    とにかく先入観があると見事作者の術中にはまるのは間違いないが、その術中にはまるのが一番楽しい読み方だと思われます。あと、不条理を飲み込める人は結末に納得できるかもしれない。私は復讐は完遂されるべきっていう考えの持ち主だから、勝手に横やりが入って絶望して納得できなかっただけなので。

  • 時代を反映したホラー
    実はミステリーでサイコパス(笑)
    楽しめました

  • あらすじから、入りました。確かに、いろんな人が出てきて、誰だろうってわくわくは、できました!

    ちょっと経ってから
    感想を書こうとしたんだけど
    内容の印象が薄い…

  • 以前読んだ「THE QUIZ」が面白かったので、こちらも読んでみました。これも面白かったです!!一気読み!!

    ホラーミステリーとなっているように、前半はかなりホラーです。
    結構ドキドキできるし、展開もスピーディーでよかったです。

    しかし途中でなんだかえらく偶然っぽい要素が多いなぁと気になりつつ、読み進めていくと、最後は怒涛の展開にビックリ。

    「え~!そうだったの??いや違うの?そっち?」
    みたいに二転三転楽しませて貰いました。

    グロイし、中々ブラックなので読む人は選びそうですが私は好きでした!
    続編もあるので読んでみたいです。

  • 久しぶりに一気に読んでしまうくらい面白いホラーでした。

    最後にオチがあるのは予想できたが、そういうオチか!
    という意外性はあるけど、ちょっと納得はいかない。

    それを差し引いても★5つ。

  • 3回くらい驚くかも?1箇所だけシックリ来ないのがあるけど、それ以外はとても面白いよ(^_^)

  • チャットを舞台にしたホラー・サスペンス。ソフト会社の社員の平岡がチャットをきっかけに連続殺人事件に巻き込まれていく。ネットの匿名性、ネットに流れる個人情報の怖さがひしひしと伝わって来る。次第に明らかになる事実と犯人の正体、結末は…

  • チャットメンバーが次々と人が死んでいく話
    オチがそりゃねーだろって思いたくなるけど好き

  • 読んでも何も得るものは特にない、ほんとにただのホラー。

    でもホラーにしてもそこまで怖くもないし、ただグロくて怖がらせる感じなので全然好みじゃない。

  • 数年前本屋で1作目を見つけてからずっと読みたいと思っていながらもあと1歩が踏み出せず文庫待ちをしようと考えてから約2年、やっと秋に文庫化されて買ったはいいがずっと積読になっていてやっと読んだもの(長)。
    何だかんだ言って本屋で見るたび毎回迷ってたんですよね。
    忘れたことはなかったなぁ……近所の本屋で平積みから外れたことなかったし。
    そんなわけで個人的には「ネットホラー」といわれる小説(紙媒体)の代表作だと思っていた本です。
    (読んだことなかったくせに)


    簡単な粗筋(『THE CHAT』)。
    ソフトウェア会社に勤める平岡は、趣味でチャットにはまっていた。
    ある日、いつも行くチャットルームに「インターネットの亡霊」だという人物が現れる。
    「不要な ファイルを ゴミ箱 に移しますか?」
    その後、チャットルームの常連たちが次々と消えていく――。


    あ、先に言うの忘れましたが2作一緒に感想です。
    粗筋はあえて1作目のみで。

    まず率直かつ個人的な感想としては、もっと早く読んでいればよかった。笑
    今はかなりのネットホラーを読んでしまっているので、あまり変わり映えのしない話に思えたんですよね。
    でもやはりネットをやる人間としては怖いだろう話ですし、私的にはかなり面白かったと言えます。


    インターネットの裏側の怖さというよりは、悪意を持った悪戯の数々なんです。
    そしてネットを介してオフラインにまで持ち越される恐怖。
    まぁそれは典型的なネットホラーの作り方ではあるけれど、だからこそ面白いんだと思います。

    で、帯にも「ホラーミステリー」と銘打たれてたんで、ラストに近づくにつれミステリ要素が満載になってきます。
    結構これまで読んできたホラーでも恐怖を与えてきた「犯人」を見つけるものが多かったんですが。

    何だかんだで1作目は結構驚かされました。

    というか色んな意味で予測不能なラストだったんですよ。
    しっかり「あるトリック」に引っかかってました。笑
    でも少しこじつけた感も否めなかったんですよね。何か腑に落ちないというか……。
    ちなみに2作目は似ているようで似ていないストーリー展開だったので飽きずに楽しめました。
    でも1作目を知ってしまっているからこそ、こちらはラストが結構簡単に読めたんですよね。


    やはり最初に言った通り、もっと早く読んでいれば純粋に楽しめたと思うんですよね。
    ネットホラーはそれこそネットにたくさん落ちているし、似たり寄ったりなものも多いですし。
    私的には結構似たような話を読んだことあったりなかったり。
    むしろ「このトリック知ってる!」ってのがあったりなかったり。笑
    でもネットホラーをそこまで知らない人とかには、本当に「怖い」と思えるものだと思います。


    でもまぁこれは勧められるホラーのひとつだと思います。
    ラストに向かうまでは隙もなく、話に引き込まれて一気読みしてしまう小説でした。
    そして厚さのわりには短時間で読めてしまうという利点。笑
    是非読んでみてください。

    たぶん2作一気に読むと楽しめると思います。



    余談ですが。
    以下、ちょっとだけネタバレを含むので、気にする人はご注意を。
    読んでない人には分からない書き方しているので大丈夫だとは思いますが。

     


    1作目の方に結構グロテスクな死に方が出てくるんですよ。
    想像すると気持ち悪くなりそうな感じの。


    それを読んでも何とも思わなくなってしまったオイラは、もう完全にイカれている思います。


    かなりリアルに想像もしてるんですけど、それが気持ち悪いとか思えないんですよ。
    むしろその想像が、映画『うずまき』のワンシーンを彷彿させて、ちょっと笑えてきてしまった。
    いや、『うずまき』のモノとは全然違うんですけどね。イメージの話。

    コレが慣れってやつですか?
    ていうかこんなものに慣れてもいいのか?
    ちなみに2作目はグロテスクとは全く思わなかったのだが、その感覚もおかしかったりして。

    ……あれ、ちょっと待てよ?
    冷静に考えてみたら、2作目……ものすごくグロいかも?
    うわ、すでに自分の感覚が分かりません。

    この著者の書き方がそこまでリアルではなかったと思いたい。
    誰かー賛同者いませんかー?笑

  • 怖い恐いこわい!!ひたひたと迫り来る恐怖、これは間違いなく本物! そして……信じられない衝撃の展開! 二転三転する真相、最後まで何が起こるかわからない!!

  •  金曜の夜は「ヒュプノス・カフェ」9号室でチャットをすることが恒例になっている平岡直之。お決まりのメンバーは6人。今日もそのメンバーで会話をしていると、珍しく入室してくる者が。【ナカツカ】と名乗った者は突然、奇妙なことを言い始めた。

       「僕 の体は以前に 殺された 為に存在しません」
       「不要なファイル を ゴミ箱 に移してもよろしいですか?」

    そしてその発言後、チャットメンバーが次々と現れなくなってしまう。

     顔が見えないとはいえ、いつも接していたメンバーが次々と現れなくなり、平岡にだけ残酷な死体の写真が送られてきて、そしてそれと符号している殺人が新聞で報じられる。過去にいじめていた人物がナカツカという名前だったこと、そしてその死体のシチュエーションにも実は覚えがあるという、理由ありだからこその恐怖。結局、亡霊というわけではなく生きている人間による仕業ということなのだが、それなら実際殺人を犯した真犯人の動機がちょっと薄すぎるんじゃないかと思うのが気になるところ。・・・狂ってる人間に動機を求めてもダメかぁ(^^;まぁ、それをひっくり返すさらなる仕掛けがあったのはホラーらしくてよかったと思うけど。

  • ホラー長編。

    主人公が通うチャットルームに「インターネットの亡霊」を名乗る者が現れた。この亡霊は、自分は既に殺されており、「不要なファイル」を削除していると語る。その言葉通り、残忍な手口で次々とチャットメンバーが殺されていく。はたして亡霊の正体は?亡霊を止めることはできるのか?

    こわ〜いヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ読んでるときの恐怖感は、バトルロワイアルに似てる。心落ち着く場所はなく、常に誰かに狙われている緊張感。この緊張感は永遠に続くという絶望感。

    ストーリー展開も、二転三転して、一体何がどうなってんだ〜!!と終始手に汗握る。新たな事実が分かるたびに、もう一度読み返して「あ〜!!そういうことか」と、念入りに打たれている布石に驚かされた。

  • タイトル買いした一冊。
    チャット仲間が次々と殺されていくお話。

  • 読みやすくサクサクと進んで、内容も面白い。
    ただ、ラストがくどすぎ。あそこまでどんでん返しをする必要性が無いと思う。
    一歩手前でオチてる方が、ワタシ好みだな。

  • 我々チャッターにはちょっと怖い話
    でも犯人強引ですw

  • ある日突然チャットにナカツカという
    謎の人物が姿を現す。
    次々に消えていくユーザー達。
    この結末は・・・。
    ミステリホラーでしょうか。
    想像するとものすごく恐いですね。
    ホラー物が好きでない方にはおすすめできません。

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著者プロフィール

1977年、奈良県生まれ。大阪国際大学経営情報学部卒。2002年「やがて世界は詩に至る」で出版デビュー。「THE CHAT」「THE QUIZ」などで異色ホラーミステリー作家として注目を浴びる。著書は他に「時間島」「タイムカプセル」「庵谷高校の死神 閉ざされた校舎と見知らぬクラスメイト」(ここまですべてアルファポリス)、「天空高事件」「幻双城事件」(角川文庫)、「へたれ探偵 観察日記」シリーズ(幻冬舎文庫)などがある。

「2017年 『君が何度死んでも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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