THE CHAT Ver2.1 (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 73
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (465ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434084447

作品紹介・あらすじ

とあるチャットで偶然知り合った七人の若者たち。やがて現れた“インターネットの亡霊”によりひとりひとり凄惨な方法で殺されてゆく。亡霊の正体は? 亡霊の語る12年前の復讐とは?そして、メンバー同士の意外な関係とは…驚愕の新感覚ホラーミステリー第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 次々とチャットルームの常連が殺害されていく。
    殺されるかもしれない・・・恐怖にかられた土田は、メンバーたちのことを調べることにする。
    そして明かされる意外な素顔。
    恋人となった望月まで「インターネットの亡霊」の犠牲となってしまう。
    生き残っているメンバーは少ない。
    ついに、土田は直接対決を決意するが。
    たとえインターネットであっても、本物の亡霊などいない。
    モニターの向こう側にいるのは紛れもなく血の通った人間である。
    虚構がまかり通る世界で、真実を見つけようとするのは難しい。
    まして、悪意を持って作為的に作り上げられた世界ではなおさらに。
    土田が最後に知った真実は、不条理なまでに理不尽なものだった。
    エンディングの不気味さが、そのまま次へ続く恐怖の連鎖へとつながっていた。

  • THE CHATの続編。前作を読んでいる、読んでいないで読み方が変わる。
    前回ほどの衝撃がないから-1。でも全然面白かった。

  • 典型的なホラー色いっぱいです。ホラー好きなので、さらっと読めて楽しめました。

  • 「THE CHAT」が面白かったので、続編である本書も読んでみました。

    前作のその後の設定なので、順番に読んだ方が楽しめそうですが
    これだけ読んでも大丈夫そうでした。

    前作同様、段々追いつめられる主人公にハラハラできて面白かったです。
    でも前作でちょっと慣れたのか、さほど怖くなかった(^_^;)
    そして前作を読んでいると「この人怪しいな」って人がいるのですがそんな単純な話ではなかったです。

    でも結末は私は「え~~~!!!ホラーでもミステリーでもなくない?」って思いました~。
    ちょっと最後が好みじゃなかったですが、先が気になる展開は
    やっぱり面白かったです。

    グロさもパワーアップしてました・・・

  • う~ん、怖かったです。
    本当にチャットの亡霊っているんじゃないか?って思ってしまいました。

  • 前作読んでません。
    割と犯人探しを頑張ってしてるのに、オチが超常現象的に終わるのがなんだか。
    これ、映像にしたら演出方法によっては好きかもです。

    ただ、やっぱり"事実"の裏にあるお話が欲しいですねー。

  • あとがきにもありますが元々は続編なんですよね。
    それを加筆、修正し一冊の単独作品にしたもの...という事ですが
    前作を読んだ者からしたら、そのまま続編としてのスタイルを
    読みたかった...。
    単独作にする為に多少強引に修正せざるを得ない箇所がいくつか
    ある部分にやはり疑問符が残ってしまう。うーん...残念。

    やはり恐さと衝撃度は前作を上回ってはいませんが、最初に
    チャット上に「彼」が登場してきた時はかなり恐かったです。

  • 未読。

  • 今回も怖いーー!!でもおもしろい!!ホラーでありかつミステリーでもある。読み応え抜群です!!

  • はい。続編です。
    続けて一気読みしました。
    すらすら読めて面白かったけど・・・
    けど・・・って感じ。
    もういいかな;w

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著者プロフィール

1977年、奈良県生まれ。大阪国際大学経営情報学部卒。2002年「やがて世界は詩に至る」で出版デビュー。「THE CHAT」「THE QUIZ」などで異色ホラーミステリー作家として注目を浴びる。著書は他に「時間島」「タイムカプセル」「庵谷高校の死神 閉ざされた校舎と見知らぬクラスメイト」(ここまですべてアルファポリス)、「天空高事件」「幻双城事件」(角川文庫)、「へたれ探偵 観察日記」シリーズ(幻冬舎文庫)などがある。

「2017年 『君が何度死んでも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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