本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784434085703
作品紹介・あらすじ
「静かな革命家」ロジャーズの『創造への教育Freedom to Learn』および『新・創造への教育Freedom to Learn for the 80's』のエッセンスを継承しつつ、アメリカにおけるその後の教育状況の変化を踏まえて、新たにヒューストン大学教育学教授ジェローム・フライバーグによって大幅に増補・改訂され、今日の教育状況の改善に資するようアップデートされて、Freedom to Learn:Third Editionとして1994年に出版された待望の書の全訳。
感想・レビュー・書評
-
学習者は、教師に、自分たちが成功するように、あるいは失敗しないように支援してくれることを求めている。
学習者は放任ではなく、自由を求めている。
自分の学習にどのようにフィードバックをもらうか>ポートフォリオを先生に見せる。
オフィスの様子から学校に着いての多くのことが分かる。>アイコンタクトが多分に学校の働きを知る重要な指標になる。
能動的な教室>責任分担者としての生徒。小グループでプロジェクトに取り組む。二人もしくは四人の共同的な学習グループで活動する。プロジェクトを通して新たなアイディアや資料を創案する。毎日書く。生徒の自己選択した課題が取り上げられる。生徒達が解答を導き出した方法について考えを声に出して討論するのが普通である。教師や仲間との相互作用を積極的にもつ。教室を自分達の物としてみる。共同的な運営。クラスに何人もの友達がいる。クラスに間に合うか早く行くのが普通である。欠席が比較的少ない。学校を楽しんでおり、学校に溶け込んでいる。
老子>リーダーというものは、人々がその存在すら知らないようなときが最上でる。人々が服従し、喝采するときはそれほどでもない。人々が軽蔑するときは最悪である。「人々を讃えなければ、人々もあなたたちを讃えない」しかし、口数の少ない良きリーダーであるなら、事を成し、目的を遂げたとき、人々はみな、「これは我々の手で行ったのだ」と言うであろう
セラピスト>治療関係で特に重要な三つの態度>1.「真実性」「純粋性」彼はそう思われている通りの人であると言うことである。彼の内面的なあり方が、外面的表現と一致することである。2.「非所有的、非判断的配慮」すなわち、援助を求める人に対して安全な場をつくる一種の愛情である。3.非常に共感的なあり方で、クライアントの内面世界を受容的に理解しようとする、セラピストの「傾聴能力」である。この、判断的ではなく、十分に理解されるという感覚は、クライアントがそこから更に一歩進むことを可能にする、特に重要な経験である。
生徒からのフィードバックと何が起こったかを振り返ることは、成功する変化のプロセスの二つの重要な特質である。
私は、管理的な事柄においては、個人的な感情が絶大な重要性を持っていることが分かった。しばしば、スタッフはある些細な問題を論ずるのに、何時間も費やしたものであった。>一度、問題の根底にある問題、感情が表に出されると、とても重要に見えていたその問題が何事でもなくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パーソンセンタードカウンセリングの提唱者カール・ロジャーズが本当に教育界に投げかけたこと。それは教師が課題を設定せず、生徒にそれを任せ、教師は生徒が自分でやる課題の進行を補助するという”非指示的な授業”だった。
この第3版では初版を読んで感銘を受けた人々が現場で実践した報告がふんだんに盛り込まれており、大幅に加筆した内容になっている。
なぜうまくいくのかではなく、うまくいくからこそ有用であるというのがパーソンセンタードの出発点であると思う。”学習する自由”の試みは極めてロジャーズ的だ。
エンカウンターにおける「鋼鉄のシャッター」と並び、これがロジャーズの辿り着いた答えの一つなのではないかとさえ思える。
日本の教育界はこれを受け止められるだろうか。
構成的エンカウンターがロジャーズだと思っている人にこそ読んでもらいたい一冊。
本棚登録 :
感想 :
