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- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434114304
感想・レビュー・書評
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読んでいる途中、気持ちが波立ち、とても厳しい本だと感じていた。
「甘やかされた人」に自分も当てはまっていると感じざるを得なかったから。
自分への信頼の無さ、他者と対面することの恐れ、自分に価値がないと思われる暴かれることの恐怖、、、
アドラーが実際にカウンセリングしていた人たちがどのような患者でどんなやり取りがあったのか、詳細の説明があったわけではないが、自身が傷つくことも含め壮絶な出来事が多くあったのではと想像する。
にもかかわらず、アドラーは人が変わることができると心から信じ、勇気づけようとする人だった。
本を読んでみて、もっと彼の考えに触れたいと思った。
最後の訳者岸見一郎さんの解説で、理解がより深まった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アドラー心理学の本
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生きることの根本原則は、克服である。自己保存と身体および心の発達を追求すること、完全さの追求が克服に役立つ。
人生の課題からの後退は自殺において完全になる。自殺の精神的構造には活動性はあるが、勇気は決してない。
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