- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434130687
感想・レビュー・書評
-
読んだ当時は『ダイエットなのに我慢しなくていいの?』と衝撃を受けた本です。
『本当に欲しいものかどうか?』と自分に問いかけ、心の声を正直に聞いて食べるといいらしいです。
ですが、心の声が聞こえない私には合わなかったようです。食べたいものを食べる生活をしていると、痩せなかったし立ちくらみに悩まされたりもしました。
バカ正直に欲求に振り回されろという話ではないと思いますが、私には無理でした。
ただ、長年のダイエットでNGな食べ物だらけになり何を食べたらいいか分からなくなっていた当時には、価値観をリセットできてよかったんじゃないかと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フォトリーディング94。太るも痩せるも全身全霊。美しいのは健康=過不足無い時。何かを我慢するダイエットで健康維持は幻想。
-
ダイエットに対する意識が変えられた本。それとともに、ダイエットや恋愛に依存してしまったり、過食をしてしまったりする自分について深く考える為のきっかけになった。
すぐには依存する状態を抜け出せるとは思わないけど、そういう自分の感情も必要なものとして自分を受け入れてあげたい、と思わせてくれた。 -
人によって合う合わないはあるけれど、あたしには救いの1冊!食べることを我慢するなんて、すごく酷なこと。食べたものを吐いてしまうくらい追いつめられる前にも後にも、お願いだからこの本を読んでほしいです。
-
健幸!projectに取り組む中でご紹介頂いた、ユニークなアンチダイエット本。
健幸!projectの方向性とも一致する部分が多く、興味深く読み進めました。
「格闘するほど体重は減らず、やめるほど体重が落ちるのがダイエット」
というような内容には、驚きと不思議を感じます。
やはり“心と身体”には、切り離せない関係があるのは確かなようです。
ダイエットをやめる。
それは「心を軽やかにする」ということなのかもしれません。
ダイエットそのものがストレスになっているとしたら…
「ダイエットやめたらやせちゃった」という理論には、大きくうなずけます。
著者は、
ダイエットとリバウンド、そして摂食障害までの体験をもつ方ですが、
それらの体験をもたない私は、健幸!projectの実験を通して
紀々独自の視点で、ダイエットについて考えてみたいと思っています。 -
カロリー神話とか、ダイエットをするということ自体がやせない体質を作るんだぜ、という話。
実に考え深い。
しかしながら評価が低いのは、彼女が「感情」でこの本を書いているから。
「ダメなのよ!」「間違ってるの!」その思いは強く伝わるんだけど、
この本自体が、彼女の言う「体験談のあるダイエット法」にも見えてしまう。
もう少し冷静になって、論理だてて引いた視点で書けば説得力もあるんだろうに。
作者というか編集者が悪いのかな。
---
捕捉というか、追記。
ダイエットって言葉が無い頃の方が肥満の人が少なかった、というのは感覚的になんとなく分かる。
カロリー過多だから太るわけでもなく、食べてもやせる時期があるのも分かる。
作者さんに強い思いがあってそれを伝えたいのも分かる。それを悪く感じているわけじゃない。
ただ、あまりにも感情がダイレクトに書かれていて、受け取る側に一瞬ためらいが生じる。
感情がある故に「これは感情論の体験談じゃないの?」というような。
そこがもったいないな、と思う作品。