文字の骨組み: 字体/甲骨文から常用漢字まで

著者 : 大熊肇

• 彩雲出版 (2009年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[群大「学生選定図書」さんの感想 · 2011年11月24日]

（推薦者コメント）
字体には、個人差がある。フォントによるデザインの差もある。例えば、「令」の下の部分は、「マ」なのか、違うのか。糸へんの下の部分を、どう書くか。本書は、文字の形を決定する概念としての字体を、専門の漢字学者ではない著者の立場から説明しようと試みるものである。