蛟堂報復録

著者 :
  • アルファポリス
3.04
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  • (34)
  • (7)
本棚登録 : 363
感想 : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434131011

作品紹介・あらすじ

「地獄の沙汰も金次第。業を背負う覚悟と金があるのなら、その恨み、蛟堂に預けてみませんか? 悪いようには致しません。一週間以内に、必ずや片を付けてみせましょう」。結婚詐欺師は物語の世界に取り込まれ、大蛇と化した女に追われる。女の怨念は深く悲しい――「清姫」の他2編収録。報復屋を営む陰陽道の天才、三輪辰史が遭遇する怪異幻想譚。アルファポリスミステリー小説大賞・大賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 「地獄の沙汰も金次第。業を背負う覚悟と金があるのなら、その恨み、蛟堂に預けてみませんか?」 金を支払えば、恨めしい相手への報復をしてくれる「報復屋」蛟堂。昔話やおとぎ話になぞらえて、辰史は依頼者の黒い感情を相手に届ける。 陰陽師の辰史は、祖父の蛟堂を受け継ぎ「報復屋」を生業としていた。何よりもお金を愛する彼はとんでもない金額を依頼主に提示するが、それでも引き下がらないのは人の愚かさゆえだろうか?報復をテーマとしているので、ドロッドロで胸焼けを起こしそう。
    主人公が銭ゲバ過ぎて嫌すぎた。

  • 不思議な感じでとても面白かったです

  • 2014年10月19日に開催された「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~いこま予選会」で発表された本です。

  • 結婚詐欺師は、異様な空間で大蛇と化した女に追われる。女の執念は深く悲しい―「清姫」。傍若無人な高校生は人形との邂逅で何を思う―「ピノッキオ」。男を翻弄し続ける女が辿り着いた、結末―「赫夜姫」。報復屋を営む陰陽道の天才、三輪辰史が遭遇する三つの怪異譚。
    アルファポリスミステリー小説大賞大賞受賞作。

  • 陰陽師の報復屋。本を絡めた報復の設定は面白い。意外にも後味悪い。今後甥っ子がもっと絡んでくるのかな?

  • 同設定を基にした作品が3作入ってます。
    どの作品も、タイトルとして付けられている童話や昔話をうまく取り入れ、登場人物と絡めて収束を迎えます。
    ベースとなる作品の知識があるとある程度登場人物の末路は読めるものの、完全なカバー作品ではないです。
    また各話は主人公である辰史と彼を取り巻く人物・世界観が同じだけで、華である「主演者」は毎回変わるので、各話短編として、気になる作品から手を出しても大丈夫です。
    (途中から読む場合はそでの人物関係をざっくりとでも頭に入れてから読む事をお勧めします)

    文章は、一話目に若干のクセ(「――」を多用する傾向)がありました。
    物語の滑り出しなのである程度説明的なのは仕方ないかと思いますが、それにしても少し多めかもです。
    おそらく今の同著者がリライトしたら、半分くらいの文章量にできるのでは…?
    二話目は↑傾向はだいぶおさまりますが、勿体なかったです。
    途中の過去話は本筋から気が逸れて…あれだけで番外編にしてもよかった気がしました。
    三話目で文章が落ち着き、話が滑り出した感じがします。
    ★評価はこの辺りを含めての評価です。一話目で少し「ん?」と思っても、世界観が嫌いでなければ閉じずに進んでみてほしいです。

    これからに期待!続きも刊行済みなので折を見て読み進めたい作品です。

    ≫シリーズざっくり
     この世界の片隅に、異彩を放ちながらも溶け込んだ店「蛟堂」。
     その裏の顔を頼り、今日も瞳に翳りを宿した依頼人がやってくる。
     業と対価を支払い、得られるものとは何なのか…
     辰史と依頼人の顛末を描くサスペンスシリーズ。
     アルファポリスミステリー小説大賞受賞作品。

    ≫目次
     第一話 清姫
     第二話 ピノッキオ
     第三話 赫夜姫

    ≫注記
     ミステリー小説大賞(アルファポリス/2008年)

    ≫BOOK DATE
    蛟堂報復録/星雲社/鈴木麻純/913.6 す
    9784434131011/324p 19cm 1100円/2009.4

  • 表紙の絵と陰陽師に惹かれて購入。
    短編集でとても読みやすい文章です。
    コミック化もされています。

  • 【アルファポリスミステリー小説大賞大賞受賞作】

    受賞作&設定に惹かれ、手にとった1冊。

    レビューで他の方が述べている通りの感想でした。
    うーん、残念。

    設定が面白い・・・が、残念ながらあまり活かされていない

  • 陰陽師、妖怪もの。古書を使った技術は新しいなと思いました。読書後の後味はそんなに良くないです。

    どうしても、夢枕獏さんの陰陽師と比較してしまう。。。

  • ラノベなのかなこれ?ラノベだよね…という印象。
    無理してカッコつけたような文章がちょっととまどう。
    DQNネームみたいな名前の登場人物と、いかにもアニメ狙いな感じがどうなのか?
    設定は面白そうなのだが、悪人が想定内に収まってしまって物足りない。
    同じような話だと地獄少女の方が面白いなぁ。

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著者プロフィール

1985年、静岡県生まれ。
2007年にwebサイト「Nosferatu」を開設。創作小説を書き始める。『蛟堂報復録』でアルファポリスミステリー小説大賞を受賞し、書籍刊行へと至る。他の著書に『呪症骨董屋 石川鷹人』(アルファポリス)、『ペットショップ夢幻楼の事件帳』(角川書店)、『宵闇の王国 路地裏の吸血鬼と俺の事件録』(TOブックス)などがある。

「2018年 『蛟堂報復録9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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