- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434133480
作品紹介・あらすじ
「お前たちは島から生きて出られない」――突如送られてきた動画メールの中、『5年後の未来』にいるという『ミイラ男』がそう宣言した。廃墟の島『矢郷島』でのロケ中に、TV番組の出演者とクルーたちを襲う死の恐怖。誰が殺しているのか。なぜ殺されるのか。一体この島で何が起きているのか。仲間たちに疑念がはびこり、信頼関係は次第に崩されていく……「THE CHAT」「THE QUIZ」の鬼才・椙本孝思が贈る異色ホラーミステリー!
感想・レビュー・書評
-
面白かったです!
カンで犯人に目星はついたけど、こんなカラクリが…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少しSF要素を加えたサスペンス。
ライトな文章は良いが、イライラさせられるキャラが多く、感情移入しづらい。
結末の意外性もやや弱いか。 -
読みやすい。
平凡なオチだがそこそこ楽しめる。 -
島だから読んでみたってやつです。
これは、、、うーんという感じでした。
やっぱり落ちって重要だよ。
なんとなくリピートと被る部分があったけど、
うん、リピートの方が俺すきだ。 -
携帯の無料お試しで最初の方だけ読むことができ、面白そうだったので全部読んでみた。
途中はクリスティの「そして誰もいなくなった」の如く、少しハラハラするが、結局はSFで超自然的な力が働いてた、みたいなオチで片付けられたのでちょっと釈然としないなあ。 -
これは...流石に...厳しいかなー。孤島での連続殺人という王道スタイルに
挑んだ今作ですが、流石にこの展開は途中から明らかに解ってしまい、
その結末もまさに想像通り...。特に大きな驚きなどもなく、あぁ..やっぱり...という
着地で終わってしまっています。
ホラーとしてもミステリとしてもどちらかに振り切ることもなく、やや弱い
印象が残ってしまいますねー。むー...残念。
きっとこういうストーリーで...と想像のつくB級のホラーサスペンスの
映画をレンタルして感じるような、諦めに似たアノ感じ。 -
重々しい感じ。
軍艦島を彷彿とさせます。
途中まではイイ感じなんですけど、Lastが…
それはないでしょーって感じで。
主人公も死んじゃって、生き残るのはアイドル一人で、そのアイドルが一人芝居って…。
途中で犯人判ってしまうのも悲しかった。
細かく、相手に分けて指示を出すのは理解するが、ケータイの電波が届かないのに、何故メールが送れたのかそこも謎のまま。
5年の歳月が可能にするのか?
それは読者が考えろということなのだろうか? -
”そして誰もいなくなった”系ですね。無人島で起こる殺人事件、携帯に届く未来からのメール。続きが気になってどんどん読み進められましたvラストは個人的にいまいち・・・ではあったけど面白かった。あと文体のせいだろうけど、たまに誰が喋ってるのか区別しずらいです。
-
装丁からしてB級ホラーかと思いきや、面白かった。
アガサクリスティのそして誰も居なくなった の現代オマージュっぽぃ。
捻りもきいていると思われ。 -
無人島を訪れたTVクルー達が巻き込まれるクローズドサークルものだと思って、読み進めていたのに、実は未来の犠牲者から操られ、みんながみんな殺人を犯してたと言うホラーもの。
途中まで、誰が生き残るのか?
誰が本当のことを言っているのか?
結構、期待させてくれただけに、最後の強引なオチにはがっかり・・・
でも、文体も読みやすく、厚みもないので、軽く読むのにはいい作品かも。