蛟堂報復録(みずちどうほうふくろく)2

  • アルファポリス (2009年8月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784434135125

みんなの感想まとめ

物語は、登場人物たちの複雑な人間関係や感情の葛藤を描きながら進行します。前作に比べて毒が減り、身内の争いが少なくなったことで、ストーリーは少しすっきりとした印象を与えていますが、登場人物の設定や背景は...

感想・レビュー・書評

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  • 1巻より毒が減った。身内の争いはわかりにくいからなくてもいいような・・・。

  • 連作短編3編。
    1巻より少し良くなったと思う。既存の物語に現在の事件を絡めて報復という形で解決の糸口を探るという形態、前回より納得いく感じです。そして、比奈さんの過去が気になる。

  • 一巻よりはマシになったけど、やっぱり文章が少し読みにくいかも…
    登場人物の設定が少しずつ分かって来たような、そうでも無いような。辰文と丑雄の犬猿の仲はどういう経緯なのか…あと辰文と比奈ちゃんの仲も色々まだ隠されている事がありそうなので、気になるところ。
    今回はまぁハッピーエンドではないものの、全然救われない終わり方。って訳でもなかったので良かったのかも…

    「怪猫騒動」では比奈ちゃんの奮闘がよかったですね(*^_^*)なんか可愛いかった。
    報復屋の時と比奈ちゃんといる時との辰文が違い過ぎてなんか笑っちゃいますが、比奈ちゃんみたいな存在がいないと報復屋みたいな危ない職業できたもんじゃないのかもしれません…

  • 続編なので、あまり期待せずに読みました。
    1巻と大差ないけど、表紙でいかにもアニメ臭漂うのがもったいないかな。
    DQNネームを変える、「否」の多用を避ける、報復される側にもう一ひねり、と
    その辺が改善されるともっと深い小説になっていく気がします。
    今後作者さんはどうされるのか?

  • ジーキル博士とハイド氏と泣いた赤鬼は案外身近に多くありそうな事件でした
    だから辰史の言葉は何かの教訓みたいに感じます

  • 第2巻
    隣の古書店主鬼堂六(きどうりく)、バイトの名島瑠璃也なども登場人物として定着化
    1ジキル博士とハイド氏 自分自身を殺してほしいと願う動物虐待を繰り返す女性
    2泣いた赤鬼 大学の推薦を巡りテニスのパートナーに疑心暗鬼する男子高校生
    3骨董店に修復を依頼した比奈は骨董花房の乗っ取りを阻止する

  • 読みやすかったです。三話収録されている中で一番良かったのは「泣いた赤鬼」ですね。
    友達を陥れて、その友情が大切だったと気付く。だけどもうそれは手の届かないところへいってしまったと後悔する。切ないお話しでした。
    今回は三話ともちょっとお約束的なところがあったかなぁと。先が読めてしまいました(^_^;)
    でも面白かったので、次巻以降も読んでみたいと思います。

  •  ハイドとなることを選べば自分以外の全てを失いながらも、己のみは何も失わずに済む。苛立ちとは無縁に、己の欲求や凶暴性を制するという誰しもが抱く苦しみから解放され自由に生きることができる。
     ジーキルであり続けることを選べば己は良心以外の全てを失う。この生さえも。
    (けれど、最後に一度だけ。彼に対して誠実であることはできるのだ)
    (P.107)

  • 前作よりも読みやすい。3話収録。辰史の報復に関する考えがチラホラ。でも、辰史はじめ、レギュラー・ゲストキャラ、どっちに重き置いてるんだか、中途半端な気がする。報復材料の物語に添わすのは、わかるんだけど、それがメイン行っちゃってるのかなぁ?続くなら、オムニバスになるより、辰史やレギュラー掘り下げて続き物っぽくして欲しいなぁ、と思う

  • 『裏切られたから憎いと言う。憎いから報復したいと願ったのは森下春樹だ。そのくせ和解すれば身を案じ、過去を想い二度と道が交わることはないのだと後悔の涙を流す』

    『蛟堂報復録』シリーズ第二巻です。
    相も変わらず、主人公が居る意味がないです。
    さっぱり活躍しない。
    この人がいなくても、物語は動くと思います。
    本気で、金儲けしか考えてない。と思いきや、なんか変なところで優しさみたいのを見せるんですよね。

    もう少しきちんとキャラ設定を作りこむべきじゃないかなぁと思うんですが…いかがでしょう?

    今回は三話載ってます。

    「ジーキル博士とハイド氏」
    うーん。先が読めすぎる。
    タイトルからして分かりやすくて、これはこれでいいんでしょうが…もう少し捻りがほしかったかなぁと思います。
    ただ、このお話って蛟堂の在り方を真っ向から否定しているように思ったのは私だけでしょうか。
    報復されてないし。

    「泣いた赤鬼」
    これは、元ネタ(っていう言い方でいいのかしら?)の解釈が微妙。
    そんな風に解釈出来るのかなぁって、いらんところで気に掛かって、話に集中出来ませんでした。
    上記の台詞はこのお話中に出てくる蛟堂主人の台詞なんですが、一言言わせてほしい。
    いや、この子たち和解してないよ?

    「怪猫騒動」
    これは『報復録』じゃなくて、蛟堂主人の恋人比奈ちゃんの活躍のお話です。
    うーん。やっぱりこういうタイプの女の子って好きじゃないんですよね。
    なんかうじうじしてて。しかも特筆すべき『イイ子』じゃないのに、恋人に溺愛されてて、「故にイイ子」と表現されてる感じ。
    ただ、これは作者の力量の問題なのかもしれないとも思います。
    ただ、他の二編よりは違和感なく読めました。



    ふ、と思ったんですが、これって蛟堂主人の能力よりも、お隣の幻影書房の力が大きいんじゃないかな?
    結局主人は何もしてないし。ってことは蛟堂主人はただの記録者に過ぎないのかも…なんて思ったり。

  • 言ノ葉には言霊が宿る

  • 面白かったです。
    人間の業を憂いながらもやはり根底には善意と正義が流れておる。
    だから惹き付けられるんやなあ。

  • 待望の続刊。
    お気に入りは泣いた赤鬼です。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    日々に疲れた女は弱いものをいたぶることでしか心を満たすことができなかった。だが、その密かな愉悦は何者かに知られており―『ジーキル博士とハイド氏』。親友に裏切られた少年は、報復を依頼する。しかし、友人として築き上げた過去までも偽りだったのだろうか―『泣いた赤鬼』。跡継ぎ問題でもめる骨董店。複雑にからみあう人間関係の中、化け猫の呪いが甦る―『怪猫騒動』。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた怪異物語。

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著者プロフィール

1985年、静岡県生まれ。
2007年にwebサイト「Nosferatu」を開設。創作小説を書き始める。『蛟堂報復録』でアルファポリスミステリー小説大賞を受賞し、書籍刊行へと至る。他の著書に『呪症骨董屋 石川鷹人』(アルファポリス)、『ペットショップ夢幻楼の事件帳』(角川書店)、『宵闇の王国 路地裏の吸血鬼と俺の事件録』(TOブックス)などがある。

「2018年 『蛟堂報復録9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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