「ヨハネの黙示録」開封

著者 : 石川倉二

• ブイツーソリューション (2010年3月7日発売)

感想・レビュー・書評

[kaori412さんの感想 · 2010年3月13日]

著者の前作「古事記に隠された聖書の暗号」から1年もたたぬ間に、待望の新作を出してくれました！私より先に読んだ父によると、「ヨハネの黙示録がよく理解できた！やはり、第3次世界大戦からハルマゲドンが起こるのか・・・？」と謎の感想でした。

ヨハネの黙示録って何？すごい気になる・・・

著者は、冒頭において、「ヨハネの黙示録」といった預言書は、その、象徴と暗示に満ちた曖昧な表現により、幅広い解釈が可能であり、それゆえ、こじつけによって様々な出来事と結びつけることが可能で・・・本書は、あえてこじつけによって、現在の世界の状況と結びつける解釈を試みたものであり、一種の知的遊戯の結果であると言っていいでしょう、と断っていますが、こじつけというにはよくできた内容となっています。
難しい内容を読みやすく書いてくれています。聖書の知識がなくても楽しめます。