- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434154799
作品紹介・あらすじ
15年前に学校で埋めたタイムカプセル。その封印が解かれたとき、かつてのクラスメイト達は謎の死をとげてゆく。誰が?何のために?動揺と疑心が広がる中、彼らは懐かしい思い出の裏にひそむ暗く歪んだ真実を知る……。鬼才・椙本孝思が放つ異色の記憶ミステリー!
感想・レビュー・書評
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展開が面白く早く次のページが読みたくなる本でした。読むと子供の頃遊んだ懐かしさを思い出しながら、子供の頃の夢と大人になった主人公たちのそれぞれの考えが読んでてとても面白かったです。
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トシアキのクラス会がサエ主催で開かれ、15年ぶりに6−2の仲間や担任のマスザキ先生と再会し、
タイムカプセルを掘り出した。タイムカプセルは開けられた形跡があった。マスザキが駅のホームで突き落とされ、
死にそうになったのを始めに、セイサク、ケン、マミ、キョウスケ、が殺された。犯人を追うトシアキとサエ。
実は自分のクラスを良くするために問題児リョウタを6年時に殺していた。その結果、罪の意識と良心の呵責に
苛まれて自滅してしまった。精神を病み、すぐに教師を止めてしまった。それがクラス会やタイムカプセルにより
時間が戻った。タイムカプセルにはリョウタが実はクラスの皆と仲良くなりたい事が書いてあった。皆がリョウタを
思い出し同情する事により、マスザキは再び自滅、リョウタを殺させたトシアキ達を殺すに至った。
最後はトシアキ殺しを失敗し、自殺。
王様ゲームみたいな内容だった。
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この著者の作品は最後に必ずどんでん返しがあるから、物語の序盤くらいから犯人がわかってしまった...。
スラスラ読めるのは◎ -
テンポよく、非常に楽しく読めた。
秀作。 -
2012/10/12
移動中 -
15年前に学校で埋めたタイムカプセル。同窓会でその封印を解いた数日後、クラスメイトの一人が刺殺体となって発見された。残されたクラスメイト達は、必死で真相を追うが、一人、また一人、と次々に殺されてゆく。犯人は誰か?そして動機は何か?事件が進むにつれ、呼び起こされる様々な記憶。真実はその中に隠されている…参照。
なかなか犯人が分からなくておもしろかった。
ヨウジはどうしたんだろう??気になる! -
うーむ…。
最近似たような設定のミステリを読んだばかりで、つい比較してしまった。
椙本さんは好きなのも苦手なのもあるな。
これは苦手な方でした。 -
分からなくも無いが、理不尽といえば理不尽な動機。殺された方はたまったものではないです。あちこちで??な所もあるけれど、マズマズ楽しめました。