- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434162190
作品紹介・あらすじ
幼い頃、友達に「笑顔が薄気味悪い」と言われて以来、ずっと笑わないようにして生きてきた祥子。無表情でいるせいで、女友達もできず、ちょっぴり寂しい毎日。そんな祥子が恋する相手は、会社の上司、石見亮介。彼は女性社員の人気の的で、もちろんバレンタインデーにもたくさんのチョコレートをもらっている。祥子は、彼がホワイトデーに渡しているキャンディーボックスを手に入れたくて、チョコレートを準備するのだが……。不器用な大人たちの、じれじれ&ピュアラブストーリー!
感想・レビュー・書評
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設定には突っ込みどころ満載ですが、小説の展開に女性はニヤニヤしてしまうお話。正直、ツボを心得ております。
でも、表紙の絵はどうにかならないかなぁと思ってたり。
女の子の絵はいいのですが、相手の男。文章から読み取れる感じでは一致しません。もっと紳士で大人なイメージ。どちらかというと、一緒にいる滝野という子のイメージです。でも、主任という立場だからそれくらいでいいのか…。でも、この女の子に対しての子の男の子は若いです。
ということで、表紙に納得がいかなかったですが、小説は面白かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼いころに、笑顔が気持ち悪いと言われて笑えなくなってしまった祥子。女の子には怖がられているが、職場では男の先輩とうまくやっている。あこがれの上司に今年こそはチョコを渡して、お返しのキャンデーをもらうんだ!と決意したが……。
エロなし。ラブコメ具合が好きです。こんな男いないよな……と思いつつ、重要なのは「こういう男がいてほしい」じゃないんだよね。キャラクターの心情とか、すれ違いとか、そこの面白さが、風さんの話は私にはすごい絶妙なんだよー。主人公はいずれもピュアピュアガールなんだけど、そこが嫌味じゃなくて、良くない点もちゃんと描かれている、そこか欠点!として映るのではなく、そういうところもある人だ、というように描かれているのが好きなところなんだと思います。 -
会社の上司で笑顔が素敵な石見と、過去に「笑顔が薄気味悪い」と言われて笑わなくなった祥子のラブストーリー。お互い両想いにもかかわらず、全然思いが通じあわない、そんな二人を見てジレジレしたい人向き。
私にはエタニティの”白”は合いません。”赤”のいきなりベッドで襲いかかる方が好みです。