ゲ-ト: 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (5(冥門編))

著者 :
  • アルファポリス
4.06
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本棚登録 : 288
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (530ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434162381

作品紹介・あらすじ

『門』の封鎖を決定した日本政府に対し、銀座占拠という暴挙に出た諸外国陣営。時を同じくして、『門』開閉の鍵を握る魔導師レレイが何者かに攫われてしまう。一方、ゾルザル軍掃討に後一歩と迫った日本自衛隊に対し、まさかの撤退命令が下った。それぞれの隊員達が下した決断は?『門』の行方は?そして、伊丹と異世界美少女達の運命は——?かつてないスケールの超エンタメファンタジー!狂瀾怒濤の最終章、開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 本シリーズ最終巻。本巻だけでは星3つ。シリーズ全体として星四つにした。
    第4巻のあとがきで東関東大震災により、原稿に加筆して自信の箇所の影響を薄めたとの記述あり。納得できたが、小説としては水増しされた部分が、クライマックスの勢いを止めた感じを受けた。それ故の星三つ&四つ。

    著者の本を他にも読んでみたい。

  • 軍隊は規律を守らねば瓦解し、命令されるから道徳心を捨てることができる。
    だから命令する者は十分に考え全責任を取らねばならぬ。
    自衛隊。彼の地でも国防頼みます。

  • いやぁ、楽しめた。楽しめた。
    最終的なゴールは見えていたけど、どうやって収めるのかと思っていたが楽しめた。
    特に途中の真面目に相対している集団のど真ん中に伊丹が飛び込んでしまったとこは特に笑える内容だった。流石に特殊な訓練を受けた面々でもあんな状況には即対応はできないか。
    最後もなんだかなと言った感じでハッピーエンドだったから、これでいいんでない。
    [more]
    最後の蟲獣が湧いてくる辺りは蛇足だと思う。普通に物語を畳もうとすると残ページが足りなかったのか、そのままでは畳めないと思ったのかは知らないけど、あれなしで畳んで欲しかった。
    それにしても「門」を開くと地震が起きるような歪みが発生するのならば、どこで開門するのが一番適切なのかな?宇宙か?その場合の歪みはどうなるのだろうか?
    エピローグの伊丹達は「門」を開門し、通った後は閉門したのかな?

  • 最後の最後の終わり方が、あっけない感じ

  • おもしろかった。終わり方も嫌いじゃない。
    主人公たちがみんな前向きだから楽しく読めるんだな~

  • 本編は続編出ないのかなぁ~。

  • 終わった気がしない

  • つまんねぇ終わり方をしたなぁ。
    てか、この物語って異世界で自衛隊が無双するのが楽しい話だろ?
    異世界相手にあれだけ豪快痛快に無双していた自衛隊が、中国やアメリカ相手にいいように翻弄されてるとか、読んでて楽しくないわけよ。
    話の方向性がちょっと期待はずれだった。
    いや、まあ面白いけど、楽しくないって感じだなー。
    もっとどうにかならなかったの?

    ーー追記ーー
    本編を読み終わったので、外伝に入る前にWeb版を確認中。
    頭からざっと読み返しているが、ところどころに書籍版では削除されたと思われるシーンがあった。
    今確認してる限りではそれほど重要な場面はないが、主人公とヒロインたちの日常的なたわいもない会話などがWeb版には残されている。
    書籍版ではそのあたりの要素が少なすぎると感じていたので、Web版の削られた場面はなかなかに興味深い。

    というか、Web原作からあちこち引いて、書籍版であちこち足したせいで整合性がつかなかったり、語られるべき部分が抜けていたりするのかもしれない。
    全体的なバランスは十分に取れているとは感じたが、ところどころに歯抜け感を感じたのはそうした経緯があったからか。

    炎龍退治編あたりまではそれほど変更はないけど、ロンデル・学会発表あたりからかなり変更が加わったのかな?
    どうも、web版にパイパーは出てこないみたいだし、レレイが命を狙われることもないし、姉妹喧嘩のエピソードもちょっと変更されてる。

    書籍版の終盤に至ってはweb版とはもうまったく別の話になっていた。
    ゾルザルとの戦いなんかは初めから終わりまでweb版と書籍版では別物になっている。
    テューレに関するエピソードも別ルートになっている。
    web版を先に読んでいれば書籍版のルートのような展開が見たかったと思ったかもしれないし、書籍版を先に読めばweb版のルートこそ見たかったと感じたかもしれない。
    web版、書籍版、双方を読んで補完しあえば物語をより楽しめると思う。そうは思うが、やはり書籍版だけだとなにかチグハグで歯抜け、アンバランス、満たされない感想を持たざるを得ない、と思った。

    web版を読了。
    結局、web版と書籍版では展開も結末も大きく違うものになっていた。
    生死のレベルで変更されているキャラクターもいる。
    どちらが面白かったかと言うと、うーん・・・展開はweb版の方が面白いが、結末は書籍版の方が好きかなぁ。
    書籍版は★★★にしたけど、web版だけなら★★★★以上、相互補完で★★★★★ってところかな。

    ちなみに、書籍版で少しだけ触れられた同人誌即売会編はweb版の方に存在した。
    ただ、ちゃんと保存してなかったと言うか、web保存当時にまだ完結してなかったのか、最後まできっちり保存されてなかった。残念。
    探せばどこかに残ってるのかもしれないけど、まあいいか。
    このあとは、コミック版を読んで、放映中のアニメ版を放送分までチェックして、それから外伝に入ろうかなぁと思う。

    主人公の活躍する割合が薄いので物語のタイプとしてはあまり好みではないんだけど、それでも十分面白かった。
    最近新しく読んだシリーズの中では、無職転生に次ぐレベルで楽しめたと思う。
    ただ、泣けるシーンは一つもなかったなぁ。
    無職転生>ゲート>ニートハロワ>>転生スライム>>>>>その他って感じ。
    他になに読んだっけ?

  • 面白かったけれど、本としての構成が粗いというか、いきなり新展開のエピソードが始まり、しばらく経ってから「過去にこういうことがあった」と遡り……というパターンを使いすぎ。まとめ読みすると気になるので、webでの掲載時と同じように1節ずつ間を置いて読んでいかないとダメなのかな。一気読みするくらいに面白く、一気読みすると気になるのが困りもの。

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著者プロフィール

東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編」で出版デビュー。シリーズ累計490万部のミリオンセラーとなる。他に「氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神」(アルファポリス文庫)、「Walhalla《ワルハラ》-e戦場の戦争芸術-」(ブレイブ文庫)などがある。

「2020年 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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