タイムカプセル (アルファポリス文庫)

著者 : 椙本孝思
制作 : 黒枝 シア 
  • アルファポリス (2012年7月19日発売)
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  • 本棚登録 :21
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434168208

作品紹介

15年前に学校で埋めたタイムカプセル。その封印が解かれたとき、かつてのクラスメイト達は謎の死をとげてゆく。誰が?何のために?動揺と疑心が広がる中、彼らは懐かしい思い出の裏にひそむ暗く歪んだ真実を知る……。鬼才・椙本孝思が放つ異色の記憶ミステリー!

タイムカプセル (アルファポリス文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 卒業以来、ほとんど会うことのなかったクラスメイトは、みな大人になっていた。
    15年ぶりに開封されることになった小学生のときのタイムカプセルだったが、何故か封をしてビニール袋に個々に密封されていたはずの手紙は、すべて封が開けられていた。
    何者かが事前に掘り起こし開封した?
    疑問も持ちながらも、結局は再会の懐かしさに紛れうやむやになってしまう。
    15年前、事故死したリョウタの手紙の内容はトシアキにとって意外なものだった。
    ずっといじめられていた記憶しかない。
    万引きを強要された。
    深夜の校舎で幽霊ドッキリを仕掛けられ馬鹿にされた。
    何かというと殴られていた。
    リョウタのことで覚えているのはそんなことばかりだ。
    なのにリョウタは謝りたいと思っていた?
    仲良くなりたいと思っていた?
    当時子分のようにしていたケンやセイサクさえも驚く、リョウタの本当の気持ちがそこには書かれていた。
    もしかしたらリョウタは人との付き合い方を知らない、ただの不器用なだけの、哀れな子供だったのかもしれない・・・。
    理想とは何だろう?
    自分の目指す目標の邪魔になるからといって、安易に排除して手にいれたものは理想と呼べるのだろうか?
    努力し苦労して手にするからこそ、価値があるように思うのだけれど。
    人としてもっとも安易な解決方法を選んだとき、すべては決まってしまったのだ。
    誰のせいでもない。
    犯人自らの手で、未来への扉を閉ざしたのだ。
    読んでいるときはそれなりに面白い。
    けれど、何故か後に残るものが何もない。
    何年かしてこの物語のタイトルを見ても内容を思い出せるかどうか、自信がまったくない。
    そんな物語だった。

  • 面白かった(^_^)骨子がシッカリしてて、安心して最後まで読めます!

  • 話は読みやすいのでさくさく進む。
    ただ途中で犯人がわかってしまって驚きがなかったので星三つです!

  • 椙本 孝思 『タイムカプセル』
    (2011年 4月 アルファポリス / 2012年 7月 アルファポリス文庫)

    同窓会に出席した相葉俊秋達、香坂南小学校六年二組の面々は、15年前に埋めたタイムカプセルを開封した。その数日後―クラスメイトの一人が刺殺体となって発見される。残されたクラスメイト達は、必死で真相を追うが、一人、また一人、と次々に殺されていった。犯人は誰か?そして動機は何か?事件が進むにつれ、呼び起こされる様々な記憶。真実はその中に隠されていた…鬼才・椙本孝思が放つ異色の記憶ミステリー。

    本作品では、自分たちの夢を書いた作文が重要な意味を持つことになります。小学校の頃の将来の夢ってなんだったかなーと、ふと考えさせられてしまったり。

    全体を通して読みやすく、サクサク先に進められる感じ。主人公の年齢くらいで、これから同窓会がちらほらという方には共感できる部分があるかもしれない。後半になって、子供の頃のいろいろな事件の真相が明らかになっていったところは鳥肌もの。ただ、犯人の予想は早い段階からついてしまうので、意外性にはかけたかな?ということで★3つで。

  • なんか、ぞっとした。

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