誤訳も芸のうち―文芸翻訳は一生の仕事足りうるか (柏艪舎文芸シリーズ)

著者 :
  • 柏艪舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434176609

作品紹介・あらすじ

誤訳を恐れてはならない。文芸翻訳家を目指すあなた方は、まずは自由奔放に想像の翼をひろげ、手垢のついていない美しい日本語で表現してもらいたい。
40年以上、文芸翻訳の第一線で活躍してきた著者が、翻訳界に一石を投じる。

感想・レビュー・書評

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    「文芸翻訳は一生の仕事足りうるか

    誤訳を恐れてはならない。文芸翻訳はとどのつまり、誤訳に始まり誤訳に終わるのだから。

    翻訳家を目指す方必読の書です!
    翻訳者は本当に黒衣でいいのか?
    40年以上、第一線で活躍してきた翻訳家山本光伸が、
    翻訳界に一石を投じます。

    文芸翻訳にとっていちばん大切なのは“文学の心”だ。
    翻訳者は書き手の“表現”と取っ組み合わねばならない。
    精神的な格闘を重ねることこそが、原作者に対する最高の敬意なのだ。(本書より)」

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。1967年国際基督教大学歴史学科卒。河出書房に入社。1968年、プロの文芸翻訳家として独立。1995年文芸翻訳家養成校・(有)インターカレッジ札幌開校。代表取締役就任。2001年出版社・(株)柏艪舎設立、代表取締役就任。2011年一般社団法人文芸翻訳検定協会設立、代表理事就任。ロバート・ラドラム『暗殺者』、アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』(新潮社)、アーネスト・ヘミングウェイ『異郷』(柏艪舎)他、訳書多数。著書に、『誤訳も芸のうち』(柏艪舎)、『太宰ノオト』(三木学名義、柏艪舎)、『R・チャンドラーの「長いお別れ」をいかに楽しむか 清水俊二vs村上春樹vs山本光伸』(柏艪舎)。

「2017年 『私の中の三島由紀夫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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