性格はいかに選択されるのか (アドラー・アンソロジー)

  • アルテ
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434178795

作品紹介・あらすじ

人はどのように自らの性格を選択するのか、どうすれば性格は改善することができるのか?アドラーの膨大な著作からテーマごとに編集されたアドラー・アンソロジー第一弾!時代を一世紀先駆けしているといわれるアドラーの言葉から、現代社会が直面する諸問題を解決する糸口を探る。本書では、性格は遺伝や環境によって形成されるのではなく、自由意志によって選択されることを明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 興味深かった。
    特に、「怒り」について分析することによって、怒っている人に対してビクビクするだけではなく、自身の分析を通して一緒にいなければいけない空間であってもやりすごすことができるようになった。

    p.154
    「アドラーは『どんな力の追求も、無力感や劣等感に基づいている』といいます.普通にしていてもいいのに、普通にしていれば認めてもらえないと思う人は、殊更に自分をよく見せるために、ただ他の人との競争に勝ち、共同体への貢献とは無関係なところで優越性を追求します。」

  • 感情について、まあ、そうって言えばそうなんだけれど、というのがちょこちょこある。子供の頃の扱いって結構尾を引くよ、っていう話になってしまうのかなあ。

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著者プロフィール

1870年‐1937年。
オーストラリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングとともに現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立し、個人心理学を創始した。実践的な心理学は、多くの人々の共感を呼び、アドラーリバイバルともいうべき流行を生んでいる。

「2022年 『人間の意味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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