オレって老人?

著者 : 南伸坊
  • みやび出版 (2013年6月1日発売)
3.27
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434179006

オレって老人?の感想・レビュー・書評

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  • 自分の年齢に精神的なものが追いつかない。
    それどころか、引き離されすぎて
    生きている間に年相応にならない感が強い私。

    冒頭から安心しました。みんなそうなんだって。

    法的に老人?って決めつけられるまでまだまだ時間がある!と
    他人事で読み始めたはずなのに、笑えない箇所も多数です。

    紙が…紙がめくれない…。

    伸坊さん考案の『アノホラ・ロボット』
    絶対に必要!それも今すぐ必要!!

    確かに老化し、いろいろ不便さは出てきて当たり前。
    でもでも嫌なことばかりでもありません。

    『新品の緑』を読んで思いました。

    私もそうですが、年齢とともに草花に目がいくようになってきてます。

    芽がちょっと出たとき、花が生き生きと咲いている時
    新緑の葉がさらさらと風に吹かれた時。

    ちょっとした瞬間のピカピカな植物のエネルギーに
    ハッとさせられるようになったのはつい最近あたりからです。

    綺麗な波動の微弱なエネルギーだからこそ、
    ズンズン先に進もうとする若い時には
    気付けなかったのかもしれませんね。

    そういうものを感じるようになれるなんて
    老化も捨てたものではありませんね、伸坊先輩。

    今のままだと自分のことを老人と思っていない老人一直線ですが
    このまま突き進んで行こうと思う一冊です。

  • こう言う題名(内容)の本だからか、
    字がすごく大きい。

    私もある時、
    動物園のゾウが死んだニュースを聞き、
    「ゾウって長生きだな~…」とぼんやり思いながら、
    よくよく考えたら、自分の方がそのゾウより
    年上だと言う事に気付いて吃驚したことがあった。

    自分の年齢って意識と一致していないと言うか…。

    伸坊さんは電車で「おじいさん」と言われ驚いたり、
    死ぬときのことを考えたり…

    91歳で亡くなった、伸坊さんのお母さんの話が、
    泣けました。

  • あとがきによると、本書にまとめた「作文」は「日々のシンボー」「じじの時間」を軸に、注文を受けて書いたもののよせ集め。よせ集めるにあたっては「じじ臭い」みたいな「じじむさい」ような文章を選んだそうだ。
    もともと伸坊さんは大人ぶったところのない年齢不詳の人だけど、堂々たる「老人」になっても、やっぱり本人にはその自覚がなさそうで、老人である自分自身を面白がって見てるような軽やかさ。この感じのまま、夫婦仲良く元気な老人でいてくださいね。

  • 他人の老い方に興味がわいてきたら読むと良いと思う。悲惨なこと、情けないことが出てこないので気持ちよく読めます。

  • あちこちの媒体に書いた老いに関する文章を集めた本。
    整理ができてないので初出一覧が作れない、とか
    だいたい30年くらい前、とか
    のような、だったような気がする、なあいまいな言い方とか、
    もう細かいこといいじゃない、な姿勢がおかしすぎる。
    「アノホラロボット」の話が最高にイイ。
    年を取ってからの話し相手として開発を強く求めたい。

  • 伸坊さんも老人に足を踏み入れたか。
    本人は認めてないけど。
    大人になった自覚がないように、
    知らず知らず老人になっちゃうんだろうな。

    P138
    おそらく、人間は懐かしがる動物である。
    懐かしがるのは、きっと脳ミソのくせである。

    思い当たる今日この頃。

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/
    団塊世代も、脱力・自然体老人の頃合いに。
    南伸坊が「同世代の人に読んで笑っていただけたら」(あとがき)という趣旨で編んだエッセイ集。
    笑えます。
    「真の幸福とは何か?」というお題を与えられた南はこう書き出す。
    「『真の幸福』ということになれば、私の場合は冷えたビールが一、二本ほしい。」
    秀逸だなあ。
    呆け天など、「真の幸福とは」というお題を出されたら(そんなお題をだされたことは人生一度もなかったが)、三日三晩も考えて「真の幸福というものはない」などと言いだしかねない。
    伸坊先生、納得です。真の幸福ということになれば冷えたビール一、二本です。

  • 80代のおばあさん達が電車で席を譲られ、”私たち、年寄り扱いされたわ”って怒っていたとうエピソード。
    うちの母然り、やっぱりいくつになっても自分が老人とは認めたくないのかな。というよりよもや、自分が年寄りとは思ってないのが不思議。
    わたしもそうなるんだろうか…

  • 自覚無く進んでゆく老人化。潔く認めているようでいて、認めていなかったり。

  • 南伸坊の軽妙なタッチのエッセイで、同世代の人には、懐かしくまた共感できる内容で、サラリと読めてしまうが、程よいスパイスも効いている。

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