ゲ-ト: 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (外伝 2(黒神の大祭典編))

著者 :
  • アルファポリス
3.91
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本棚登録 : 185
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434181733

作品紹介・あらすじ

大ヒット累計85万部突破の超エンタメファンタジー、待望の外伝第弐章!
『門』封鎖から10カ月。特地アルヌスでは、残留自衛官の富田と元帝国騎士ボーゼスとの間に出来た赤ん坊の誕生を祝うため、結婚式を兼ねた伝統祭事が行われることになった。ところが、次期帝国皇帝たるピニャ、さらに亜神四柱の出席が知れ渡ると、たちまち特地じゅうが大騒ぎ。いつしか式典は、駐屯地全体をも巻き込んだ異例の一大フェスティバルへと発展していく。一方、これを好機と見た一人の新米亜神が、とある古の因縁に決着を付けるべく、大祭典へと押し寄せる人々の群れに紛れ、アルヌスを目指していた——

感想・レビュー・書評

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  • 亜神大集結。歴史上なかった大祭典が今始まる。

  • やっと読んだ~ヾ(≧∇≦)〃
    『はい、姉ちゃん!!』と6年ぐらい前に
    弟に渡されてそのまま放置してた本。∑(; ̄□ ̄A アセアセ
    本篇が終わった段階で
    私の中でもゲートは終わってしまったんだけど…
    普通に面白かったわσ(^∇^;)ははー。

    ロゥリィの神官見習いから亜神になった過去話と
    富田とボーゼスの結婚式と
    2人の間に生まれた舞の誕生を祝う儀式‶ナッシダ〟が
    特地とアルヌスを巻き込んで
    大祭典にまで発展する様が交互に語られる、
    なんだかんだで大ごとに発展していく様がゲート!!(笑)

    まだこれからも何かがある予感…
    これって番外編どこまで続くんだ?

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    自衛隊員の富田と元帝国騎士ボーゼスの結婚式と子供の伝統行事のために始めたイベントがいつの間にやらコミケに匹敵するような大イベントへと発展してしまった。
    異世界に数人しか存在しない亜神を招き、帝国の重鎮が参加し、伊丹も想像していないぐらい規模が大きくなった。
    最後はローリィの呪いが払われたことを示すことで大団円といったところだろうか。
    次巻への伏線にはビックリしたけどな。

  • 門が閉じられ特地に取り残された自衛隊のその後の活躍。 
    当然ながら日本からの物資や人材の供給は立たれている訳で、食糧は現地調達で何とか出来ても、自衛隊の装備を燃料弾薬諸々含めて使える状態で維持できないと死活問題。
    その問題の解決だけでなく、隊員の士気にアルヌスの治安を維持することまで考えなきゃいけなくて幹部連中は毎日頭を悩ませている様子。

    そんな悩みの一部の解決策として富田とボーゼス結婚式と二人の子供のお祝いとまとめてお祭りにして、そこで隊員たちのストレスも発散させつつ現地民との交流も深め現体制を維持する事に。

    これがまぁなんやかんやで諸々の思惑が絡まり規模がバカでかくなってとんでもない規模になるわけですが。 同時進行で、ロゥリィの亜神になった頃の過去話が挿入されて、彼女が結婚式を執り行えない呪いの原因が解き明かされて行きます。

    でもあれな、自衛隊の装備を維持するにはまず燃料から精製しなきゃならないから、この状態でまた大規模な戦争に巻き込まれたら大変な事になっちゃうね。
    ある程度解決の糸口は見え始めてるけど、すぐになんとかなる話でもないし、これから先も自分たちの力を維持しつつ、ますます大きくなるアルヌスを守り抜けるんだろうか。 

    そんな状況なんで全体的に派手な戦闘ってのないので、それを期待していると肩透かしを食らうかも。 
    どちらかというと地味な作業と男女のいざこざと、権力抗争の地味なやり取りがメイン。

    そういうのも楽しいと思える人ならおススメできるかな?

  • 富田とボーゼスに娘が生まれ"結婚式をしよう"が、どんどん大事になっていくストーリー。
    ロゥリィの過去が要所に差し込まれ、その時の確執が結婚式の妨害に繋がっていく。
    最後はお祭り騒動の中で自衛隊の棒倒しで締める。

  • 夫が買ってたのを読み。
    ロウリィ回。

    ん~特に引っかかるところはなくするすると読めてしまった。江田島さんがこれからどう活躍するかが楽しみ。特地の海を舞台に自衛隊の面々が活躍する話を読みたい。

  • 本来終わった話の引き延ばしの外伝の第2段。第1段の終わりが中途半端だったので、それが続くのかと思ったが、全く違う話となっている。それにしても、主人公が自衛隊でファンタジー世界での戦争物という物語の核が消えてしまった世界で話を無理に引き延ばしているので、物語は進行しようが無く、登場人物たちの成り立ちとかの物語の深堀に終始している。ただし、登場人物が次から次に登場するので、いくらでも話の引き延ばしが可能であり、もはやが遺伝ではないだろうって突っ込みされる感がつよい。物語の最後にとって付けた感のある次への伏線が申し訳ついでについているので、まだ続くらしい。

  • 登録番号10574 分類番号913.6 ヤ(外2)

  • (2013.9)

  • 話としては結婚式を行いました。というだけなのに、こんなに分厚い本になってしまうんだなあ。嫁争奪戦が棒倒しで決着とかいいなあ

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著者プロフィール

東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編」で出版デビュー。シリーズ累計490万部のミリオンセラーとなる。他に「氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神」(アルファポリス文庫)、「Walhalla《ワルハラ》-e戦場の戦争芸術-」(ブレイブ文庫)などがある。

「2020年 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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