- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434187520
作品紹介・あらすじ
「この世界は、ある乙女ゲームの世界なんだ」。ある日、従兄の和翔からとんでもないことを告げられた詩織。なんと彼には、妹がこの乙女ゲームをプレイしていた前世の記憶があるらしい。その上、彼はゲームヒロインの攻略対象の一人だというのだ。和翔が攻略されてしまわないよう、詩織がヒロインの動向を探り始めて三ヶ月。スパイ活動には慣れてきたが、油断できない日々が続く。そんな中、調理実習、球技大会、夏休みの合宿などなど、ヒロインの恋愛イベントにことごとく巻き込まれてしまい――? 異色の学園ラブコメディ、待望の第2幕!
感想・レビュー・書評
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小説家になろう!サイトに掲載されたものの書籍化版。いきなり「俺、乙女ゲーの攻略対象なんだ」と従兄に言われた主人公が、モブの一員として攻略を見守ろう……としたら、自分もヒロインぽくなってない!?というストーリー。夏が終わって、次から二学期。夏イベント満喫っす!舞台は乙女ゲーですが、(一見)クールな主人公目線がよくて、かつ従兄目線も文章から感じられて楽しすぎます。和兄好きだなあ>わし。
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詩織の浴衣に水着、ネコ耳ウェイトレス!夏のイベントいっぱいだ。やっぱマリア嬢は逆ハールート狙いか。攻略相手が怪我してもいいなんてひどいな。イベント起こすために色々やってるけど、周りのこと考えてないとこは微妙。マリア嬢の真の協力者の眼鏡の男子生徒。もしかして…?
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基本乙女ゲームをやる時は一周目は何の知識もないままやるわけで、ノーマルエンドか下手すりゃバッドエンドが多かったんですがたまにルートに入れないまま終わったこともあります。。。準主役のマリア嬢、彼女のセリフ「すべての男の子はわたしのものなんだから」誰か助けて過去の自分を見てるようでツライ(笑)全キャラエンディングを見ると追加エンディング!ループ地獄をクリアしないと辿りつけない魔境!ははーん、これは過去にPCゲームをやったこともあると自白させるプレイですかそうですか。あれは楽しかったな。黒いキャラいたし(笑)
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主人公の新見詩織は無自覚に恋愛イベントをひろっていくので、素直に場面が楽しめる。
転生乙女ゲームヒロインが逆ハー狙いで動いているにしては、余りあくどくないのも読みやすい。
ラストに更なる裏事情っぽいフラグが立って次作が楽しみです。