とあるおっさんのVRMMO活動記

  • アルファポリス
3.89
  • (13)
  • (17)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 154
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434188398

作品紹介・あらすじ

「第6回アルファポリスファンタジー小説大賞」読者賞受賞作、待望の書籍化! 超自由度を誇る新型VRMMO「ワンモア・フリーライフ・オンライン」の世界にログインした、フツーのゲーム好き会社員・田中大地。モンスター退治に全力で挑むもよし、気ままに冒険するもよしのその世界で彼が選んだのは、使えないと評判のスキルを究める地味プレイだった! やたらと手間のかかるポーションを作ったり、無駄に美味しい料理を開発したり、時にはお手製のトンデモ武器でモンスター狩りを楽しんだり――冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 30代の冴えない会社員がひとりの夜に待望のVRMMOを始める。
    パーティ組むのも億劫だし、ひとりでのんびりとやりたいからと、敢えてハズレのスキルを選んで。
    弓なんて役に立たないと初っ端から蔑まれても、マイペースでスキルを磨く。
    でも、料理を作れば売れまくり、何故か注目される存在へ。
    そんな中、運営からイベント「妖精たちの舞踏会」のお知らせが。

    現実の様子はほとんど描かれないので、VRMMOでの生活が現実のことみたいに思えてくる。
    私も参加してみたいなー。
    そしてこれがいつか、マ*リックスになるのかも。
    運営の匙加減でガラリと変わる価値観はちょっと怖い。
    周りがヒーローのように大剣を振り回し、派手な魔法を使うのを横目で見つつ、淡々と自分のしたいことを突き詰めていく、そんなアースが素敵。
    いろいろと不運な目にも遭ってるはずなのに、それが好転していくのも楽しかった。

  • 前情報で不遇と言われる弓や蹴りのスキルを取得し
    鍛えつつ弓とか蹴り用装備を自作.
    戦う生産者で,更に料理人という
    二足どころか何足も草鞋を履いた彼が
    知らぬ間にフラグを立てまくって活躍?する話.

    妖精女王とのバトル(指輪の方)はすごい面白かったわ.
    続きも読もう.

  • 落ち着いた38歳がおっさんなりのMMOを楽しむ物語。
    目立たずマイナーなスキルでと始めたはずが、何故か目立つ羽目になったりするのが楽しい。
    主人公がハイテンションじゃないのがいい。

  • ここ最近溢れかえりまくってるMMOもので一番面白かった。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

茨城出身。2013年1月にweb上で「とあるおっさんのVRMMO活動記」の連載を開始すると、たちまち驚異的な人気を獲得。同作で第6回アルファポリスファンタジー小説大賞読者賞を受賞、出版デビューを果たす。

「2020年 『とあるおっさんのVRMMO活動記7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名ほわほわの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×