居酒屋ぼったくり

著者 :
  • アルファポリス
3.73
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  • (30)
  • (5)
本棚登録 : 1897
感想 : 260
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434192487

作品紹介・あらすじ

東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。
名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、
そして今時珍しい義理人情がある――。
全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

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  • 題名に惹かれて、書店でふらっと。

    東京のとある下町にある居酒屋、
    店名は「ぼったくり」となんとも物騒な感じ。

    そこに集まってくるのは、優しい常連たち、
    そして、美味しい料理とほっこりのエピソード。

    冬から夏にかけての半年間、全部で7編、
    季節は、お酒でも料理でも感じることができます。

    そんな店を切り盛りするのは、20代の姉妹。
    一見、ほんわかとした感じで切り盛りしていますが、、

    そこは一国一城の主のこともあるのか、
    内に秘めたる“人としての強さ”も魅力的です。

     “相手を貶めることで自分の優位を保とうとする
      人間なんて腐るほど見てきている。”

    こんなお店であれば、通いつめたくもなる、
    体だけではなく、心が栄養を求めた時も、なんて。

  • 初めましての作家さん。
    ブクログのお友達のレビューで、読んでみたいと思っていた本です。

    ”ぼったくり”なんて物騒な名前の居酒屋さんですが
    こんな居酒屋さんがあったら絶対常連さんになりたいわぁ~と思うお店。

    作中に登場するお料理とお酒の美味しそうなことと言ったら~!!
    あぁ~、ほんと行ってみたい!
    居酒屋ぼったくり!

  • 両親の店を継いで姉妹で居酒屋
    料理と合うお酒のチョイスが楽しめるお店
    常連さんが集うほっこりできるお店
    ご近所にほしい

  • 美味しそうなご飯とお酒の描写がいい。良い意味でネット小説っぽく無い雰囲気。

  • 料理人とお客のほのぼのとした交流。
    どこかで味わった覚えがある?そう、高田郁著『みおつくし料理帖』だ!
    料理人の心のこもった料理を食べる作中人物の幸せ気分は、読者に伝染する。
    できることなら、『ふたたびの虹』(柴田よしき著)の「ばんざい屋」で小腹を満たし、居酒屋「ぼったくり」で、うまいつまみで一杯、いいねえ(笑)そして、珈琲を飲むなら、やはり「虹の岬の喫茶店」かな。珈琲店「タレーラン」もいいかも。

    • 杜のうさこさん
      うわぁ~同感です!
      私も、読んだとき『みをつくし料理帖』を思い出しました。(終わってしまったのが、今も残念で…)
      そして「ばんざい屋」柴...
      うわぁ~同感です!
      私も、読んだとき『みをつくし料理帖』を思い出しました。(終わってしまったのが、今も残念で…)
      そして「ばんざい屋」柴田よしきさんの作品の中で、一番好きなお話です。
      やっぱり、おいしい食べ物の出てくる話に目がない私です(笑)
      読むことは得意なんですが、それがなかなか実生活に反映されないのが困りもので…。
      心がこもっていればなんとかなる!を信条にがんばります!
      hongoh-遊民さんは、畑でお野菜を作ったりもされてるとのこと。
      新鮮なお野菜って、それだけで甘くておいしいんですよね~。ご自分で育てたものなら、なおさらですよね。
      『タレーラン』読んでみたくなりました。
      『ぼったくり』の続編も楽しみです!
      2015/06/27
    • hongoh-遊民さん
      コメントありがとうございます。
      続編が気になり、『ぼったくり2』、買ってしまいました。
      さっそく、読まなくちゃ(笑)
      コメントありがとうございます。
      続編が気になり、『ぼったくり2』、買ってしまいました。
      さっそく、読まなくちゃ(笑)
      2015/06/28
  • 予想をはるかに超えたおもしろさでした~

    ぼったくりって店名からしてビックリなんですが、
    それにはちゃんと理由があって。

    読み始めは、あれっ『みをつくし料理帖』みたい…
    ということは、かなり好みのお話かな?と。

    いきなりの捨て猫ちゃん登場にはあわてました。
    「助かる?」「助かる?」とまるでパラパラまんがのようにページをめくり、大丈夫とわかり安心して戻ってじっくり読むといういくじなし。

    手間を惜しまず、食べてくれる人の体調を気遣ってするお料理。
    ふふっ、反省。

    なんかね、みんなあったかくて心がぽかぽかしました。
    お酒飲めないからわからないけど、熱燗を飲むとこんな感じなのかなぁ?

    続編が出ているようなので、ぜひ読みたいと思います!

  •  誰でも買えるような酒や
     どこの家庭でも出てくるような料理で
     金を取るうちの店は
     もうそれだけでぼったくりだ

    そう言っていた父の遺した居酒屋。
    美音と馨の姉妹が受け継いだ屋号は
    そのまま「居酒屋ぼったくり」で
    のれんをくぐるのは
    父の時代からの常連客のほか
    そんな名前に興味をひかれて入る
    勇気をもった酔客。

    仕事帰りの若者や自営の店主
    ご隠居さんに職人の親方。
    みんな美音の作るおいしい一皿と
    おすすめの一杯を味わい
    日々のなんやかやをおさめて
    帰路につく…そんな短編集です。

    いやぁ〜、意外といい(←失礼だな)
    ささくれた客が入って
    ほんわかして出て行くのがねぇ( ´ ▽ ` )
    下町の商店街にあるから
    ご近所さんがらみの話もあるし。
    最初の話で登場した
    ひとりの新客が少しずつ
    なじみの客になるのも連続短編として
    ワクワクするわ〜。

    出されているお酒は
    本当に流通しているもので
    出される小料理も心得のある人ならたぶん
    文中の手順だけで作れるかも…。
    イラストがまた、おいしそうなのよね!

  • 亡くなった両親の店を引き継いだ女店主の美音と常連客の連作短編集。
    どの話も面白かったし、夏のご飯は自分でも作ってみたくなった。

    なかなか読み進まなかったけど、読み始めたら止まらなくなった。
    続編もあるようなので図書館で予約。

  • さらっと読める、息抜きにちょうどよくほっこりとした話が楽しめる。
    話末のお酒紹介も嬉しい。

  • ゴーヤ、参考になった。続きも是非に。

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。同年10月、『いい加減な夜食』(アルファポリス)にて出版デビュー。著書に『ありふれたチョコレート』『居酒屋ぼったくり』『きよのお江戸料理日記』(アルファポリス)、『幸腹な百貨店』『湯けむり食事処 ヒソップ亭』(講談社)、『放課後の厨房男子』(幻冬舎)、『向日葵のある台所』『おうちごはん修業中!』(KADOKAWA)、『ソロキャン!』(朝日新聞出版)などがある。

「2022年 『ひとり旅日和 縁結び!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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