子育てのためのアドラ-心理学入門: どうすれば子どもとよい関係を築けるのか

著者 :
  • アルテ
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434195013

作品紹介・あらすじ

子どもが生きていく力を身につけるためには、親が子どもと対等の関係を築く必要がある。子どもとの関わりを具体的に考察し、子育ての基本を明らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 相互信頼、相互尊敬。
    まず自分が子どもを尊敬する。尊敬と愛は他人に強要できない。
    子供と対等な立場で接する。

  • アドラー心理学があまりよくわからない内容だった。個人の経験に基づいた話が多くわかりづらい

  • 子供との接し方で参考にしたい点がたくさんあった。

    ・何度も同じことで叱るなら、叱るという方法が間違っている。
    ・子供が叱られることするのは注目されてないと感じる時。叱られたくはないけど無視されるよりはマシ。
    ・注目を引こうとする態度には注目しない。
    ・褒めるのも上から目線(相手が待ってくれた場合、大人には「待てて偉いね」とは言わない)。褒めるのではなく感謝する。
    ・子供と大人は対等。たまたま生まれた時期が違うだけ。
    ・他者への貢献に注目する。
    ・子供といつまでも一緒にはいられないから一緒にいられる時間を大切に、を意識して接する。
    ・相手の行動には良い意図があると信じる。
    ・親は子供が育つのを援助する、邪魔はしない。

  • 読みづらい
    アドラー心理学がどの部分なのかよくわからない
    まだ難しい

  • 叱らない、褒めないなどという部分を読むと実践が難しい印象を受けるが、自分の課題と子どもの課題を分離する、子どもに共感する(子どもが関心を持っていることに親も関心を持ってみる)という部分はすぐにでも取り入れられることだと思った。子どもを叱ったりしてしまうのは、どこかで子どもを下に見ていて、コントロールできると勘違いしてしまっているからだ、ということは肝に銘じて子どもにも接していきたいと思った。

  • 子どもを叱る場面が出てきて、しかしこれはただイライラをぶつけているだけではないかと思い、手に取ってみた。
    アドラー心理学関連は読んだことがなかったので、この本で言われてることに、それは無理だろう、違うのでは、と思うことも所々あった。
    感情的になる必要はない、子どもを叱るとき、それはただ親が心配から開放されたいだけなのではないか、その部分は納得できた。
    叱らない、褒めないで、課題を自分で解決できると子どもが自分自身を信じられるように勇気づけることが必要、ここは頭ではわかるが実践するのは難しい。その根底にある、子どもと親は対等であるということが、理解しきれないから。干渉し過ぎたり、先回りして手助けすることが良くないのはわかるが、そうでもしなければ日々の生活がまわらない。
    小さいうちは子どもに任せようにも、その帰結として風邪を引いた、家が汚れた、友達を泣かせた、となれば親が対処しなければならないことは多い。何もかも未然に防ぐことはできないから、少なくとも起こったときの対処、起こらないようにする対応は必要ではないのか。
    また子どもの人生に口出しはできないと言っても、進路や結婚など、子どもには見えないメリットデメリットを意見することは必要ではないか。やり直せるとは言え、日本は事後修正が効きにくい事情もある。影響は子どもの人生だけに留まらないものもあるだろう。
    星3つなのは、こうした疑問が残ったため。

  • なるほど!と思い一気に読んで、自分の子育てに取り入れようとしてみるけど、なかなか実践できない。何度も読み返して、理解を深めていこうと思う。人からの評価なんて気にせずに、ありのままの自分であることを幸せに感じてほしい。自立した人間になって、人を信頼できる環境にいてほしい。私自身もそうありたいなと思う。

  • 子どもを叱るのをやめようというのは分かるが、子どもを褒めるのもやめようというのは、目を引く事柄ながらも、理由を読めば納得。

  • 20170131

  • 全体としてアドラー哲学を分かりやすく伝えているが、随所に実際の著者の子育てを交えたストーリーがあるのがよかった。哲学は知っていても実際は、と考えが詰まってしまう所にうまく手をさしのべてくれる、そんな本だった。

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著者プロフィール

1956年生まれ。共著書に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)、訳書にプラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)ほか。

「2020年 『自然と精神/出会いと決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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