それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも? あなただけの簡単な言葉を唱えるだけで、”いまここ”で楽になる!

著者 :
  • 青山ライフ出版
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本棚登録 : 208
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434206689

作品紹介・あらすじ

あなたの"根底の恐怖"を見つける→あなたの言葉を唱える→本来の自分に戻る→人との一体感を感じながら「あなたの人生」を楽しく生きる!

感想・レビュー・書評

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  •  ここでいうトラウマとは病的なものではなく広く一般におけるものだという事で理解してよいのだろうか。

     ○○の恐怖×7

  • 「無意識さんの力で無敵に生きる」が面白かったので別の本も読んでみました。

    トラウマというと仰々しいですが、多かれ少なかれ誰でもトラウマの要因はもっていると思います。

    この本を読むと自分自身がなぜそのような感情が浮かぶのかということや、人がなぜそのような反応をするのか、というのがよくわかります。

    この本の素晴らしいのはトラウマの分析だけでなくちゃんと問題解決までしっかり及んでいること。

    自分の人生や人とのコミュニケーションに関する根っこを知ることが出来るのでトラウマって何だろう?と思っている人だけでなく誰が読んでも役に立つ一冊だと思います。

    とてもおすすめです。

  • タイトルは軽く聞こえるが、内容は濃い。著者はアメリカで心理学をおさめたトラウマ治療専門のカウンセラーだが、トラウマとはどういうものか、トラウマがあるとどう辛いのかということを生理学およびトラウマ療法の立場から考察し、身体の生理のしくみを利用して改善していく方法を提案している。著者の言うことは、あくまでも試験的データを基にした仮説だが、うなずけるところばかり。
    私は機能不全家族の中で育ち、ちっちゃいトラウマをいくつも抱え、ずっと生きづらさを感じてきた。ACや境界例、果てはスピリチュアルまでいろいろな本に手を出してきたが、なぜこんなに生きづらさを感じるのか、ここまで納得できる説明に出会ったのは初めてだ。
    著者の提案する治療法もきわめてシンプルかつ理にかなっている。つらいトラウマ体験と向き合う必要もなく、いつでもどこでもできる点もいい。
    そしてトラウマの治療の先にあるのが、「無意識さん」とつながることなのだなと感じた。

  • 控えめに言っても最高の本だった。当てはまることが次々書いてあって怖くなる感じ。
    トラウマを克服するための具体的な方法が書かれた本。なぜそのような他人から見ると不可解な行動を取ってしまうのか、詳しく解説したある。
    〇〇の恐怖 x7がしつこいくらい出てくるので、やや辟易としますが、やり方は二章に詳しく書いてあるので、ここを熟読して実践出来れば良いと思います。

  • 『「○○の恐怖」×7』を唱える→脳の過覚醒が収り”凪”の状態がやってくる。自分の感覚を取り戻す。

  • トラウマ治療の本。トラウマが起こす、さまざま現象を、これもトラウマせいなの?と思うぐらい、大量に紹介してくれる。恐怖の大元を探り、その恐怖にひたるために、根底にある恐怖を7回唱えることを進めている。根底にある恐怖を捉えるのがどうやるのか、今ひとつ掴めなかったが、掴めた後はなるほど、これで楽になれそうに感じた。

  • 題名の通りトラウマに関して事例をもとに説明してくれている。ただ、自分の思う日常的なストレス対処には当てはまらないので途中でやめた。

  • ・目を開けたまま「○○の恐怖」を7回ワンセットでゆっくり頭の中で唱えるだけ。

    ・吸う息の時に「○○の」と唱えて、吐く息の時に「恐怖」と唱える。

  • トラウマについて、理解しやすい形式で書かれていた。大嶋氏は解離のメカニズムを鋭い視点で捉えており、分析するだけでなく、その解消法も本書には掲載されている。

  • 自分の怒りや苦しみの奥の方に潜む恐怖と向き合う事で、トラウマによる脳の過覚醒を治める方法と効果を書いた本。
    個人的にはかなり勉強になった。
    3歩進んで2歩戻ってまた3歩進むような文章で構成されているので、ひとによっては「同じ事の繰り返しでくどい」と感じるかも。
    最終章にはまとめがあるので、本当にくどい(笑)
    読みやすい語り口の文章でもあるので、途中で眠くなるような事は無かった。

    「◯◯の恐怖×7」は実際に試したら、かなり有効だったので継続したい。

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著者プロフィール

心理カウンセラー、作家、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。ブリーフ・セラピーのFAP療法(Free from Anxiety Program)を開発し、トラウマのみならず多くの症例を治療している。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研究生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。「どんな人でも心の傷があり、その人が認識していない心の傷でも治療することで、もっと自由に生きることができるのではないか?」と心的外傷治療に新たな可能性を感じ、インサイト・カウンセリングを立ち上げる。

「2023年 『無意識さんの力でぐっすり眠れる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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