- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434208744
作品紹介・あらすじ
とある乙女ゲーム世界にモブキャラ女子高生として転生(?)した環。平穏普通な学園生活をおくりたいのに、ゲームヒロインや攻略対象たちに毎日振り回されている。そんな中、今度は呪いの武器にとり憑かれてしまった!おまけに次々とイベントが発生し、夏合宿にまで参加するハメに……そこで彼女を待ち受けていたのは、なんと、またまた誘拐事件!絶体絶命のピンチかと思いきや、犯人は意外な人物だった。その上、吸血鬼である攻略対象たちの過去も明かされていき――?意外な展開に、モブキャラ環も大混乱!死亡フラグと恋愛フラグが入り乱れる学園ダークファンタジー、待望の第3巻!
感想・レビュー・書評
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3巻では、6月から8月の話になっています。
開始早々、対吸血鬼用の武器「鬼切丸」を環が簡単に見付けてしまうのは、流石にちょっとないだろうと思いました。
…この物語は今迄、少しというか、かなりご都合主義な展開で進んできましたが、それが3巻になって色々とツッコミ所が多くなってきました。(^_^;)
いくら死亡フラグを回避するのに忙しかったとはいえ、奨学生の身の上で勉強を疎かにしていては駄目でしょう、環…と、小テストの結果が赤点ギリギリだったというのに呆れてしまいました。
まあ、読み進めると、環は意識していませんが、どうやらそれも桃李との恋愛?フラグだったようで、期末テストまでの間、桃李に専属で勉強を教えて貰える事になります。
ゲーム世界だと環が明らかに乙女ゲームのヒロインポジションになっていて、攻略対象キャラ達と仲良くなっていくのが面白いです。
3巻では桃李、黄土兄弟と仲が進展したように思います。
その中でも1巻から特に親しかった紅原が環のメインヒーローとなるのか、今後の展開に興味津々です。
しかし、2巻を読み終えてから時間が経ってしまっているので、紅原が環に関しての記憶を失っているのは何か事情がありましたっけ??
夏休みが終わり、ようやく乙女ゲームでのヒロイン聖とルームメイトという縁が切れるかと思った矢先、何故か環も天空寮への入寮が認められ、環の預かり知らぬ所で転居手続きがされてしまいます。
今は亡き環の父親の姓と、諸々の事件の謎が裏で繋がっているのでしょうか。
という訳で、4巻も楽しみです!詳細をみるコメント0件をすべて表示