- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434214912
作品紹介・あらすじ
幼い頃からの憧れの人、ヴィリアンの願いを聞き入れ、彼の孫息子のエヴァラードと夫婦になったマリエ。だが、二人の関係は病に侵されているヴィリアンが天に召されるまでの期限付き。一見、砂上の城のような関係ではあるものの、いつしか、二人はこの暮らしに
居心地の良さを感じるようになっていた。しかし、互いに一歩踏み込めず、決定的な変化は訪れない。そんな時、ヴィリアンの容体が急変して――。かりそめの結婚から始まった二人の恋の結末は? 文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
感想・レビュー・書評
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最後までじれじれを楽しめた。
徐々に態度か変わっていく、過去を後悔する、こわくて最初から諦める。うまいぐあいにすれ違うふたり…そして結末。ご馳走さまでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1.2巻読了。エヴァラードが良い感じにクソですが、改心してもマリエにさらっとかわされるので溜飲が下がる。マリエが一歩どころか十歩くらい引いているので、もう少し自分を出せると良いのになと思います。
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ヒーローが改心して一安心。しかし、元愛人へのざまぁが描写されてなくて、その点がちと不満かな。あとね、途中出場のヒーロー祖母!!この方に一気に視線もってかれたよね。すごくいい人だと思う。若い頃はとっつきにくかったのかもだけど、年齢を重ねてより素敵なご婦人になられたのでは?って思える方でした。
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これ好きだったーーーー!!!
泣きそうになりながら読んだーーーー!!!
すれ違いもいいとこだし、
マリエはなんでも自分でできちゃうし、
エヴの第一印象は最悪だし、
もう、、、ほんとに苦しい時間が長いのですが
ふたりの気持ちが少しずつ動き出すあたりから、もう
キュンの連続でしたよ!!!
特に個人的イチオシは、眠っているマリエに
エヴが・・・・!!!!
・・・な、シーン(どんな?)
これ、悶絶しました。はい。悶絶するしかないんです!!!
クライマックス近くのすれ違いは、もう、ほんとに
マリエの心を想って泣けてきますよ。
読みながら泣いちゃいましょう。
こうやって、自分が何気なく手に取った本がアタリだと
人生の喜び、超・感じますね。それほど嬉しかったなー