居酒屋ぼったくり (6)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 737
感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434224508

感想・レビュー・書評

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  • この方のこの本のシリーズは、酒と料理と人情とほのぼの、を私は期待して読んでるのですが、今回は恋愛要素が強すぎて・・・。
    主人公の恋愛を応援している、根っからのファンな方には大変申し訳ないんですが、私個人の感想でいくと、この2人の恋愛の話が「なんとも辛気臭い」です。
    これは主人公のキャラによるものだな・・・。この「辛気臭い」まま、ぐるぐる絡まってほどけてハッピーエンドだったら嫌だな・・・と思います。
    次回期待していいのかな?

  • 最初の話は、久々に料理描写が多いなと嬉しくなった
    要との話が出てくると、料理描写少なくなるのよね~

    美音はまっすぐで潔すぎて…
    今後要が苦労しそう
    なんだか「ぼったくり」以外のシーンが増えていきそうな予感…

  • 恋愛に疎い美音と、経験豊富な要のやりとりにニヤニヤしっぱなし。
    居酒屋ぼったくりに持ち込まれる問題について、奥ゆかしい雰囲気の美音が、たまにビシッと一本筋の通った意見を言うのは、何度読んでもかっこいい。
    芯のブレない人は、男女関係なく魅力的だよなぁ。

  • お酒の薀蓄は相変わらずです、うまい!w行くべき方向に進んでますが.....多少のイラつきは否定できませんww

  • 美音と要の花火大会、ついに出来たショッピングセンターとオレオレ詐欺、本屋の話、要の正体、迷惑な大家族ご近所、両親と演説。

    相変わらずスパダリな要さん。にやにやにやにや。でもドロドロめんどくさくなるならやだなあ。ご近所さん問題は難しい。

  • 読むとご飯を作りたくなる

  • ああ~、やっぱり著者はこのシリーズが一番好きかも・・・!
    今回も、お腹もハートもキュンとやられました。内臓全部がキュン。お腹いっぱい!!

    ネタバレですが、






    今回、美音と要が「ベッドで朝食を」やったわけやけど、しかも美音にとってはおそらく「初めての夜」やったんやろうけど、キュンとするのにまったくえろくないこの仕上がり。
    どんなけ少女小説やねんともじもじしました。でもこちとら二度目の成人式も終わってるぐらいの枯れ具合なので、行間からエロを読んだよ。

    (やめなさいよ)

    いやいや、そこまで必死にはエロを求めてないけど(当たり前)、ぼったくりにくる常連さんとの日常ネタと、姉妹の話に加えて要さんとのエピソードが増えてきたよね。
    いいよいいよ~。ようやく彼の出自も明らかになったので、今後は美音と要がどういうふうに恋愛をしていくかがキモになるんかな。
    せやけど美音でなくても
    「美音は要の愛人になれれば御の字かもしれん」
    と、思えるぐらい、生きてる世界が違うので、果たしてこの二人にはどういう結末があるのか・・・。
    今回の最終話はなんだか不穏な終わり方をしてるよね。気になるわー!!

    蔵書にはまだもう1冊続きがあったので、リクエストしなければ! ちゅうか、なかなか手元に来ないんやからなんで前もってリクエストしておかなかったんやろう!!

    (でも今はリクエスト上限までかけてるので無理・・・)

    ところでその「初めての朝」に、美音は公園清掃があるからって早々に帰宅していた。
    タクシー代などはもちろん要がもっているのだけど、この状況で公園清掃にいける美音はやっぱりすごいなと思う。

    理由が公園清掃やからとはでなくて、恋人といっしょにいても自分のやるべきことは見失っていないところが、すごいなって。
    このパターンやと大概、
    「今日ぐらいいいや」
    と、サボッてしまうよね。その方がお互いは心地よいんやもの。でもそうやってなあなあになると、(自分自身にも、相手との関係性も)堕落していく気がする。

    ああー・・・、と、思ってしまった。
    私は「堕落していく」タイプ。その場限りで「一緒にいたいから」と、いう気持ちだけで「やるべきこと」を放ったらかしにしがちやし、もっとひどいのは内心
    「公園清掃に行きたい」
    って思ってても、それを言い出すことによって相手が不快になるかもとか、嫌われるかもとか思ってやめてしまったりもする。

    今なら、そんなことで不快になったりするような相手ならやめておいたほうがいい、と、思えるけど、自分のルールをきちんとすることと、相手に合わせて心地よい関係を作ることは、全然違うもんね。
    私はそのあたりが苦手みたい。

    ところで、美音の母親がハマッたという「チェックスーツ軍団」ってもしかして、前髪をちょっとだけ長くしたあの7人組のバンドのこと・・・?
    もしそうなら、世代が・・・、って、ああ、そうか。当時私も小学生やったから、むしろ美音と私が同年代ぐらいなのかも!
    ああよかったー、もしかして私は美音の母親世代なのかと、ちょっとひやっとしたよ。(;^ω^)

    母親世代と言えば、「子どもは案外親に気を遣う」っていうのは、確かにそうやな~、と、思う。
    子どもネタも結構グサリとくるものが多いねんけど、著者はお子さんがいてはるの? いや、そもそも著者はおいくつ?


    今回もおいしそうな酒と肴が目白押しやったけれども、会社帰りのコンビニでカップ酒を買いたくなってしまったよ。(;^ω^)
    明日は金曜なので、明日こそ寄り道してしまうかも・・・。
    すくなくともどんな種類があるのかだけでも、チェックしてみたい。笑

    でもなあ、要さん同様、私も日本酒の肴はスナック菓子よりも、「ちゃんとしたもの」の、ほうがいいんだよな~。
    なのでつい、日本酒は外で飲みたくなってしまう。わりと味付けも濃いほうがいいしな。


    ■■■■


    ■我武者羅 (漢字で書いたらこうなんや・・・)

    [名・形動]後先を考えないで強引に事をなすこと。また、そのさま。

    (2017.04.13)

  • お酒が好きだったらカップ酒ためしてみたいところだった……

    恋愛要素がおもったより濃くて、嫌いじゃないけど期待とは違う感じに仕上がっていました……。
    ご近所さん問題がまるくおさまった部分はとってもよかった!

  • 近所迷惑な家族、振り込め詐偽などのゴタゴタもありつつ、美音と要さんのお話が中心に。
    美音の切ない過去が語られて、要さんの背景も出てきた。さて、二人はこれからどうなるのか!
    次巻が楽しみー。

    風邪で夏祭りに行けなかった薫に両親が家で屋台料理を作りまくるというシーンが印象的。
    やってみたい。
    カップ酒、缶入り酒、楽しそう。今度チェックしてみよう。

    さっそく、コンビニで見てみた、缶入り日本酒。缶のデザインも素敵!

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著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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