王宮書庫のご意見番 (レジーナブックス)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434232329

作品紹介・あらすじ

一度読んだり見たりしたものは決して忘れないという能力を持つ平民の少女、カグミ。とはいえ、本人はそんなこと全く気にせず家業の印刷工房を手伝い、平和に過ごしていた。しかしある日、彼女は王宮の書院で働くよう命じられる。王宮なんて嫌だけれど、もし家族が罰せられてはとカグミは泣く泣く一年間の奉公に出ることに……。そうして出仕してみれば、貴族に悪口を言われたり嫌がらせをされたり、もう散々! しかも、王宮内の毒殺事件に関わったことで、カグミは麗しい腹黒王子に目をつけられてしまう。彼は、カグミを保護する代わりに、この事件の解決に協力するよう要求してきて――!?

感想・レビュー・書評

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  • 突然、王宮で働くことに。

    やたらに主人公が有能です。
    そこにまったく気が付いてないのが面白いですが
    おかげでというべきか、のそっと勝手に欲しいものを
    手に入れてくれるので、話が進む進むw
    身分が身分なので、当然の嫌がらせ、は出てきますが
    知らずに作った味方がどうにかしてくれてますし。

    最終の落ちとして、まぁそうでしょう、という所へ。
    彼女は一体、いつ普通に家に帰れるのでしょう?w

  •  読了。
     次から次へとチートスキルが出てくる。弱気で自己肯定感低めなカグミに時々イラつくも、身分制度の厳しい世界ならそんなもんなのかな。

    それにしても瞬間記憶能力羨ましい。欲しい。
    (220523)

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著者プロフィール

札幌市在住。安芸のPNで、Webにて小説を公開。「神は祟る」にてアルファポリス第3回ファンタジー小説大賞受賞。「愛してると言いなさい」で出版デビューに至る。

「2020年 『王宮書庫のご意見番』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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