異世界転生騒動記 (10)

著者 :
  • アルファポリス
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434233319

作品紹介・あらすじ

異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた――。
終わりなき内乱で疲弊したトリストヴィーの解放を目指すバルド。それを支援するため、港湾都市マルベリーに各国の援軍が集結した。味方艦隊が公国海軍の本拠地を強襲するなど制海権を掌握していく一方、公国貴族による領民虐殺の報を受けたバルドも急ぎ進軍を開始する。陸路に待ち受けるは、質量ともに圧倒的な敵の連合軍。バルドは少数精鋭の獣人族を引き連れ、常勝無敗の敵将を討ち取るべく七倍の敵に夜戦を仕掛ける!

感想・レビュー・書評

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  • 海戦。ヴァレリーの策略。獣人兵たちが加わったバルトたちとオルテンを将軍とするトリストヴィー公国軍・ミハイル率いるアンサラー国軍との戦い。つぎつぎと人が死んでいく。その犠牲の上になされるものがあるのか。こういうものに浸されていていいものやら。

  • 表紙はバルドとアンサラー国の敵将で王門持ちミハイル、バックに暗躍するヴァレリー。読みごたえあり。
    バルド無しで進む海戦描写もいいが、やはりミハイルとの馬上の一騎打ちにはワクワクさせられます。
    ヴァレリーの無情な陰謀にはゾクゾクです。
    そして、セリーナの経済的な報復は"ざまぁ"なスッキリ感が一番小気味よいです。
    戦場が各地にあるにも関わらずまとめあげて楽しませてくれる作者は素晴らしいです。

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著者プロフィール

福島県在住。漫画の執筆経験もある根っからの創作家(クリエーター)。2008年からウェブ上で小説の連載を開始し、2013年『異世界転生騒動記』でアルファポリス「第6回ファンタジー小説大賞」大賞を受賞。翌年、同作にて出版デビューを果たす。著書は他に『ある魔女の受難』『アルマディアノス英雄伝』(アルファポリス)がある。

「2020年 『異世界転生騒動記7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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