ゲートSEASON2: 自衛隊彼の海にて、斯く戦えり (1)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 85
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (497ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434236167

作品紹介・あらすじ

自衛官伊丹耀司二等陸尉の活躍により、日本と異世界(特地)とを結ぶ『門(ゲート)』は無事、再開通を果たした。国際社会における『門』独占の優位性を保持したい日本政府は、自衛隊を動員して特地住民との更なる穏当な関係性を築くべく引き続き政治や地勢の調査に注力する。
海上自衛隊の江田島五郎一等海佐、そして彼の部下であり元凄腕料理人の徳島甫二等海曹の二人も、調査任務を帯びて特地の各国を回っていた。
そんなある時、江田島と徳島に対し、特地碧海に列なる諸島で拉致された米国籍ジャーナリストの奪還に関わる特命が令された。さっそく二人はおやしお型潜水艦『きたしお』に乗り込み、異世界の海に船出する。だが、碧海周辺は列島諸国と海賊とが群雄割拠する混乱の渦中にあった――

感想・レビュー・書評

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  • ゲートのSEASON2
    SEAON1の外伝から登場していた江田島一等海佐と新キャラの徳島二等海曹を中心に物語は進行する。SEASON2は今までに出番がなかった海上自衛隊を中心となっているが今のところは艦船の活躍は少しだけなので、今後に期待といった感じだ。
    これを読んでいて感じたのは江田島は「相棒」の右京さんみたいなと思いながら読んでいた。特地に諸外国に人々が入ることができるようになり自衛隊が色々と苦労していることは伺える。
    また、物語の終盤にショッキングな出来事があったが、2巻以降の表紙を見る限りはとりあえずは大丈夫なのかと思っているよ。
    それにしても鎧鯨という生物はどんな進化をしたら、あんな事ができるのか不思議でならないよ。

  • ゲートの新たなシリーズは海上自衛隊編。

    外伝をまだ読み終わってないから、門が再開してからの流れがわからないけど、とにかく前シリーズでは陸自の駐屯地に間借りしている状態だった海上自衛隊がしっかり乗り込んできている様子。

    特地の陸や空に異界の怪物が居るように、海にも怪物が存在していましたよと。
    そんで、それらと対峙するのは海上自衛隊。
    冒頭から潜水艦で正体不明の怪物と戦ってます。
    なかなか緊張感があっていい。

    再開後に一般人もある程度が特地に入り込んでるようで、
    今回は米国のジャーナリストが彼の地で捕虜にされてるので、他所の国がそれを口実に特地へちょっかい出させない為にも日本がその人物の奪還交渉にあたっているとさ。
    しかも、今度の相手は海洋国家なので必然的に海上自衛隊の出番。

    既に外伝でもおなじみの江田島とその部下の徳島コンビを軸に物語が展開していく。
    なかなかこのコンビ面白いな。 江田島さんの切れ者っぷりはすでに分かってたけど、徳島の能力ってとてつもなく役立つよな。 食事で栄養補給する限りおいしい食事を提供できる奴は強い。
    その能力を悪魔の狡猾さで有効利用する江田島さんすごいw

    中盤前はなんやかんやで面白さの方が強かったけど、終盤は緊張感に溢れてた。 しかもこの終わり方。
    続きが気になって仕方ない。

  • 夫が購入したのを読み。

    このシリーズ好きなので、続きが読めて嬉しい。
    前半の潜水艦内の描写、対鎧鯨戦の描写はドキドキするし、後半の帆船オデット号での航海、戦闘の描写はワクワクする。
    あとは徳島とプリメーラ、オデットあたり、江田島とシュラあたりでのラブコメの予感。

    続きが楽しみだー。

    「(前略)経験や能力に敬意を払うということを知らない輩にろくな奴はいないというのがボクの考えだよ。(後略)」(p313、シュラの台詞)

  • 陸自ときたら、次は海自だよなあということで、海自が主人公チームとなる第2部のはじまり。第1部チームがでてこないのは残念だなあ。

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著者プロフィール

東京都在住。自衛官を経験した後、2006年に自営業を開業。本業に従事する傍ら、インターネット上で精力的に執筆活動を展開し、2010年4月、「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 1.接触編」で出版デビュー。シリーズ累計490万部のミリオンセラーとなる。他に「氷風のクルッカ 雪の妖精と白い死神」(アルファポリス文庫)、「Walhalla《ワルハラ》-e戦場の戦争芸術-」(ブレイブ文庫)などがある。

「2020年 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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