総務部の丸山さん、イケメン社長に溺愛される (エタニティ文庫 エタニティブックス Rouge)
- アルファポリス (2018年12月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434253416
作品紹介・あらすじ
アパレル企業の総務部で働く丸山里美は、存在感がとても希薄。あまりの目立たなさから“総務部の幽霊さん”とあだ名されるほどだった。そんな彼女が、イケメン社長の健吾に突然目をつけられ、なんと交際を申し込まれた! 戸惑いつつも、これは彼の単なる気まぐれだろうと自分を納得させる里美。けれど健吾は本気も本気で、里美にド執着してきて……!? 華麗な社長とスーパー地味子の種別差(!?)オフィスラブストーリー、文庫だけの書き下ろし番外編も収録!
感想・レビュー・書評
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あのね、いつの間にか気づいたんだ、愛にもし形があって、それがすでに私の胸に嵌ってたなら、きっとずっと、今日よりもっと、あなたのことを知るたびに、その形はもうあなたじゃなきゃ、きっと隙間を作ってしまうね。という、MISIAのアイノカタチを思い出す。きっとヒロインは、ハイスペック男性の尖った心の隙間をコットンでふんわりと埋めてしまうんでしょうね(汎用性高い)なんて、唐突に思ってしまいました。仕事の面では総務の中の総務という感じでここも隙間を埋めてしまう。番外編の葵さんとのエピソードもよかったです。
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総務部の幽霊さん、こと里美。存在感がないせいでこう呼ばれているが、実は縁の下の力持ち。目立たないけど、いないと困る人。って大切。気付きづらいから、本人も自分に自信を持つのが難しいかもしれないけど。
そんな里美だからこそ「イケメン社長」も好きになったのだろうけど、それが信じられないのも理解できる。里美が不安にならないくらい、大切にして欲しいなぁ。と思った。タイプの違う2人だから、一緒にいて楽しいのかもしれない。