天野 知香(アマノ チカ) 1959年生まれ。東京大学文学部美術史学科、同大学院修士、博士課程修了。パリ第一大学芸術考古学研究所博士課程留学。博士(文学)。現在お茶の水女子大学基幹研究院人文科学系教授。専門はフランス近代美術史、フェミニズム美術史。主要著書・編著・論文に、『装飾/芸術―19-20世紀フランスにおける「芸術」の位相』(ブリュッケ、2001年)、「視覚『芸術』における身体―フェミニズムによる美術史の再検討」(竹村和子編、シリーズ ジェンダー研究のフロンティア第5巻『欲望・暴力のレジーム―揺らぐ表象/格闘する理論』作品社、2008年)、『西洋近代の都市と芸術3 パリII』(竹林舎、2015年)ほか。展覧会企画として「マティス」(国立西洋美術館、2004年)など。 「2017年 『現代アート10講』 で使われていた紹介文から引用しています。」