妹ばかり可愛がられた伯爵令嬢、妹の身代わりにされ残虐非道な冷血公爵の嫁となる (レジーナブックス)
- アルファポリス (2020年11月27日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434281464
作品紹介・あらすじ
実の両親から冷遇されてきた、伯爵令嬢アネッサ。膨大な魔力を持つ妹が生まれたあとにはさらに疎まれ、今では幼い弟からも貶される始末。けれど、優しく純真な妹には心から慕われており、アネッサもまた彼女を大切に思っていた。そんな大事な妹のもとに、ある日、とんでもない手紙が届く。『美しい緑の瞳の令嬢』に宛てられたその手紙の内容は、残虐非道と噂されるビスハイル公爵からの結婚の申し入れだった。力を持つ公爵家との婚姻を断ることなどできない。そこで、美しくはないけれど『緑の瞳』を持つアネッサが妹の身代わりとして嫁ぐこととなり――アルファポリス「第13回恋愛小説大賞」大賞受賞作、待望の書籍化!
感想・レビュー・書評
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妹ばかり可愛がられ、冷遇され続けたアネッサ。弟にまで下に見られるなんて、何故。と言いたくなるけれど、妹のアーシャとは仲がいいのがせめてもの救いに思える。身代わりにされても、頑張ろうと思えたのはアーシャのためだから。という部分が大きかっただろうし。ヴォルフの思惑を無自覚に跳ね返すアネッサ。予想と違うアネッサの行動にペースを崩されるヴォルフは、見ていて楽しかった。嘘をついていることを後ろめたく思いながらも少しずつ新しい環境に馴染んでいくアネッサ。生家のことが過去になる日が来るといいな。と思った。
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