- 白秋社 (2020年12月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784434283093
作品紹介・あらすじ
日本の最高裁判所は違憲判断から逃げている。「高度の政治性を持つものは裁判所の違憲立法審査権にはなじまず、ゆえに内閣と国会の判断に委ねるべきだ」としている。そこで、憲法と議会制民主主義を守るために、ある組織が国会のなかで大きな役割を果たすようになった。それが「衆議院事務局」だ。
筆者は池田勇人内閣から宮沢喜一内閣まで衆議院事務局職員として「憲法の番人」を務め、その後、参議院議員をも務めた「国会の生き字引」だ。いま「自民一強」が続く国会では多くの問題が露呈しているが、著者が活躍した頃のように衆議院事務局が本来の働きを取り戻せば、日本の民主主義は再び輝く!!
感想・レビュー・書評
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33年間衆議院事務局に務め、参議院議員も務めた著者の回顧録的な本。
衆議院事務局という組織自体については正直あまりよくわからず、看板に偽りありとの感もあったが、事務方としての一当事者から見た昭和から平成にかけての政治史の内幕として興味深い内容であった。
国会紛糾時の斡旋案を起草するなど、事務局職員なのに政治の領域に踏み込みすぎではないかという印象があり、本書で描かれる著者が行ってきた任務はあくまで著者の属人的なものなのではないかという気はしたが、政治家にここまで信頼されていろいろと頼まれるというのは、事務局職員冥利に尽きるだろうなと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
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