異世界でおまけの兄さん自立を目指す (4) (アンダルシュノベルズ)
- アルファポリス (2023年3月15日発売)


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本 ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784434317330
作品紹介・あらすじ
神子召喚に巻き込まれ、BLゲームの世界に転生した平凡なサラリーマンのジュンヤ。当初は「おまけ」とされていたものの、現在は真の神子としてカルタス王国中の穢れを浄化する巡行の旅をしている。第二の都市ユーフォーンを目指し、職人の街クードラに到着した一行。しかし、そこの住人は、ジュンヤは「おまけ」で「真の神子」の力を奪ったのだと信じて疑わない。更に、敵勢力の急襲に遭い、庇護者達とはぐれたジュンヤにピンチが――大人気Web発BLファンタジー待望の第4巻!
感想・レビュー・書評
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神子として旅をしているのに、悪意をぶつけられるジュンヤ。それでも自分ができることをしよう。助けられる人を助けよう。そう心から思っているのはすごいけれど、無茶しがちなのは心配になることも。今回は周りからの悪意でイライラしていたのもあって、更に歯止めが効かなくなっていたから余計に。何よりもジュンヤを大切にしたい「庇護者」たちも、ジュンヤを取り巻く今の環境には腹が立って仕方がなかっただろうな…と思った。少しずつ少しずつ、ジュンヤへの誤解は晴れるけれど、それでもまだまだ敵は多そうで今後どうなるのか気になる。
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現在4巻発売済みで読了、続きは投稿サイトで連載中。第1巻は面白かったのだが巻数を重ねるほど興を削がれていく。異世界転移前社会人だった28歳の主役(ヒロイン格)の心情の記述がどんどん子供っぽくなっていくのに気持ちがついていかない。気分が向いたら投稿サイトに掲載分を読むかもしれないが、続刊分は購入しないだろう。
投稿サイト発のTL・BLにありがちの「side(登場人物)」の記述で同じエピソードが繰り返されることで、ページ数が増えていく。このやり方は結局は作者の力量次第なのだろうが、よほど意外性がない限り私は基本的に好まない。TLやBLの編集者はプロットにOKを出したら、後は変換ミスなどの誤字脱字をチェックするだけなのだろうか?正規表現のチェックはしてないし。出版社は作家を育てる気がないのかもしれない、としばしば思う。
著者プロフィール
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