- アルファポリス (2024年5月17日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784434338908
作品紹介・あらすじ
古くからユーディスティ王国の北方を守る狼の民・ザノゥサ。王国は守護の代わりに貢物を捧げ、彼らとの友好を保っていた。けれど時が過ぎ、その関係を軽んじた王は「王の子を嫁がせよ」というザノゥサの求めに対し、姫ではなく王子のシャニに白羽の矢を立てた。海軍将校として生きていた彼は一転、ザノゥサへの生贄として雪深い山脈へ向かうことになる。そこに待ち受けていたのは、美しい白銀の狼。シャニは自分こそが妻だと主張するが、子を産めぬ男に用はないとばかりに置き去りにされてしまう。それでも一人凍える雪の中で生き抜こうと耐えるシャニのもとに再び現れた狼は、なんと人の形に姿を変えて――!?
みんなの感想まとめ
強く生きる王子シャニの物語は、理不尽な運命に翻弄されながらも自己を取り戻し、新たな環境での信頼関係を築いていく様子を描いています。彼は、貢物として狼の国ザノゥサに送られ、そこで美しい白銀の狼・ニィルと...
感想・レビュー・書評
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蔑ろにされていたユーディスティ国の王子のシャニ。守護の代償として狼の国ザノゥサに送られる。女を要求していたのに来たのは美貌ではあっても男。偽られたと激怒され雪山に捨て置かれる。
シャニは早くから見捨てられていたため、海軍内で自力生存する様々な術を身につけていた。強くしなやかなシャニはザノゥサ内で認められていく。
シャニの自己解放(解離から統合?)、長のニィルとの恋愛、ザノゥサ内の信頼構築が丁寧な文章で綴られており読み応えがあった。
シャニが斜め上をいくキャラクターで予想を裏切っていくのが楽しかった。
格調の高い児童文学を読んだ気分。自分が読んだ伊達さんの著作で一番心打たれた。残り頁を惜しみつつ読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
控えめに言って最高でした。
親にも周りにも虐げられるけどくよくよしてないで持ち前の胆力と聡明さで打開する受、推せる。
うう、僕負けないっ!!みたいなナヨナヨ感が全く無くて強く美しいのがとてもいい。そしてそんな嫁を大事にしてくれるスパダリの攻、身寄りがない受を大事にしてくれる新しい環境、すべてが読んでてスッキリ。
受を虐げてた奴らに全員天罰希望だったけど、それを差し置いても大変素晴らしい御本 -
どんなに理不尽な目に遭っても、強く生きているシャニ。「貢物」としてニィルのもとに来て、周りから敵意を向けられる。それが普通だと受け流せるなんて、今までどれだけひどい環境に居たんだろう…と想像するだけで悲しくなってくる。そんなシャニだから、周りの予想を超えて馴染めたのかもしれないけれど。予想の斜め上を行く行動をするシャニに少しずつ気を許していく狼の民たち。独りぼっちだったシャニに居場所ができていくのが嬉しくなった。ニィルとの関係はもどかしかったけれど、恋愛初心者な2人のやり取りはなんだか微笑ましくも感じた。
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生贄の王子シャニと、人狼の一族であるザノゥサの長グリトニィルが出会い、心を通わせるファンタジーBL。心身ともに強い主人公・シャニが読んでいて大好きだった。ニィルとの初々しい関係もかわいらしくて、シリアスながら微笑ましい、癒されるお話だった。
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面白かったー。
著者プロフィール
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