愛しい人、あなたは王女様と幸せになってください (ノーチェブックス)
- アルファポリス (2024年5月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784434339028
作品紹介・あらすじ
騎士のリュシアンと政略的な婚約をしていたクロエ。
ぶっきらぼうだが、赤毛のコンプレックスを持つクロエに優しいリュシアンと彼女は幸せな婚約生活を送っていた。
しかしある日、国王の妹であるレティシアの護衛にリュシアンが抜擢されてから、クロエのもとを彼が訪れることはなくなった。
レティシアからも敵意をむき出しにされて、クロエは疲弊するばかり。
リュシアンは美しいレティシアに惚れ、元々政略婚だった自分には興味を失ったのだろ
う、とクロエは諦め半分でリュシアンに婚約の解消を申し出たのだが――。
「君との婚約をやめるつもりはない。婚約破棄は受け入れられない」
リュシアンからはそんなふうに婚約解消を断られて!?
感想・レビュー・書評
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どうしようもなかった部分もあったのかもしれないけれど、もう少しうまく立ち回ることができたのでは?と言いたくなってしまう。そうすれば、クロエがここまで傷つくことはなかったのに。でも、クロエと一緒の時のリュシアンを見ると、それも難しかったのかな…と思えてしまう。何処までも不器用なのが分かるから。オンとオフのギャップが激しすぎるリュシアンだけど、これまで大変な思いをしてきたのは事実だから、その分もクロエと穏やかに暮らせるといいな。もう王女様と関わらないでいられることを、願わずにはいられなかった。王女様が自分がしたことを、心から理解するときは来ないかもしれないけれど。
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