どうも魔法少女(おじさん)です。 異世界で運命の王子に溺愛されてます (アンダルシュノベルズ)

  • アルファポリス (2024年6月12日発売)
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本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784434340345

作品紹介・あらすじ

コンビニのバイト帰り、突然異世界に送られてしまったコウジ。やってきた異世界で、彼はきらびやかな魔法少女たちに囲まれていた。――なぜか、おじさんの姿のままで!さらには、四十五人の王子が序列に従って魔法少女から『自分の運命のパートナー』を見つけ出すという。自分が余り物になると確信していたコウジは自分を選ばなくてはいけない王子に内心同情していたのだがコウジを選んだ王子――ジークはなぜか彼にベタぼれ。かつ、とある過去があるようで――「よくぞ女神の召喚に応え異世界よりやってきてくれた。我が運命のパートナーよ」スパダリ王子のもとで、まさかのいちゃらぶ生活!しかも魔法少女として戦う準備はまさかの×××で――!?WEBで大人気の異世界BL、ここに開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 魔法少女として召喚された少女たちの中に何故か一人おじさんの「コウジ」が。
    くたびれた無精髭のおじさんで、と始まりから本人が「おじさん、おじさん」と突っ込んでいるのが面白かった。
    コウジというキャラが生まれた原因も。

    45人の王子の中で一番カッコよく英雄と呼ばれる第3王子のジークにパートナーとして選ばれあれよあれよと抱かれてしまって。力を分かち合うための行為だから仕方ないかと思いながら共に厄災を倒すために闘う事で次第に気持ちが、となるのが良かった。

    ジークが何故コウジを選んだのか。
    厄災の正体は。
    そしてコウジの決断はetc.
    色々と謎があり、ラストに全てが明らかにされた時には胸がスカッとして気持ち良かった。
    そしてジーク、スパダリなんだけどワンコな面があるのが可愛かった。

    ジークのコウジへの愛、さそれに答えたコウジのジークへの愛し、とにかくカッコ良かった。

  • 何故か「魔法少女」として転移してきたコウジ。自分の言動に違和感を持ちながらも、見た目は落ち着いたおじさんに見えるのが面白い。自分自身のことを「おじさん」と言い続けているのも。ジークに選ばれたことを不思議に思いながらも一緒に過ごすことになったコウジ。冷遇されているジークの状況には腹が立つこともあったけれど、そんなものを跳ね除けてしまう2人が楽しかった。沢山の「魔法少女」たちと王子たちの違いも面白い。

  • 設定が気になって読んだけど、うーん……。なんかあっさり進んで都合よく終わった感じがする。

  • お話はとてもよかったけどね。
    星1つの原因は、攻受のキャラ設定かなー。
    攻が、そもそも表紙と大分違う印象。もっと、綺麗めなイケメンイメージの文章なのに、随分とおじさん?大人な男の色香が強すぎる。
    対する受も、見た目の印象こそおじさんを強調してる文章なのに、都度都度「おじさんで魔法少女」の部分を自虐するのがしつこいし、そもそも見た目が「自分が妄想した漫画のキャラ」ってだけで、中身は22歳とかなら、おじさんでもないし。。。その意味わからん設定が、終始物語にも影響していたのが気になってしかたなかった。
    純粋に『街の掃除屋』設定のおじさんだけの方が、よっぽど面白かった気がするよ。

  • 二十歳を過ぎてコンビニのバイト帰りに突然異世界に召喚されたコウジ。
    45人の王子のパートナーになるべく、45人の魔法少女の一人として召喚されたらしい。
    おっさんの姿で。
    しかも魔力接続の方法がアレって…おっさんにナニするつもり?

    王位の序列順だったのが番狂わせで良かった。と思いきや、特異な王子がコウジを選んでたらどうなるところだったのか。
    まぁ一途で執着質なジークならなんとかしちゃうんだろうけど。
    このジーク、最初からコウジしか見えてません(笑)もう最初から。(順番通りに選んだとしてもコウジを選ぶんだろうなぁ)
    あまたの魔法少女たちをずんずんやり過ごしてストレートにコウジの元に向かう姿は本当にニマニマしてしまいます。
    溺愛はこうじゃなきゃ。
    そんな二人の魔力接続のやりとりは何とも大人なやりとりですが毎日ってところが、年下の若さ故のエネルギーですよね。っていうか、他の選択肢を試すつもりはなかったな…ジーク…。
    一つだけ難点があるとすれば、コウジの喘ぎ声の表現(しょうもないことですみません)ジークの精力的な勢いを感じるのですがより生々しい感じがしました。お好きな人にははまるかも?

    ジークに選ばれたくてコウジにきゃんきゃん言ってきた魔法少女たちを黙らせるシーンの爽快さとか、ジークがコウジに執着の元となるシーンで、子供ながらも大人びているジークが言葉もつたなく「ああ…やだ…」と言うシーンはどんなシーンよりも胸が痛みました。私の一番好きなシーンです。

    個人的に好きだったのは第二王子と第四十五王子のパートナー、シオンとマイアですね。
    対局のタイプですがどっちも一生懸命で素直で可愛かった!

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