小悪魔令息は、色気だだ漏れ将軍閣下と仲良くなりたい。 (アンダルシュノベルズ)
- アルファポリス (2024年6月12日発売)


- 本 ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434340369
作品紹介・あらすじ
「低い声、男らしい無精髭、胸元の分厚い筋肉…… あぁもう、本当に……かっこよすぎる!!」小悪魔令息と言われるエリスには思い人がいる。それは彼の住む国オリシヲンの将軍、シモン。パーティーでの振る舞いは色気に満ちあふれ、剣を振るい汗を流す姿は鼻血が出そうなほど魅力的。シモンが大好きすぎて抱かれたいとさえ思っているが、長年の片思いのせいで拗らせてしまい、どうにも彼だけには素直になれないでいた。そんなエリスだが、最近ふと考えることがある。――シモンを慕うのに、ふさわしい人間でありたい。その考えのもと、これまでサボっていた剣技大会に本気になろうとしたら、なぜかそのタイミングで、シモンとの距離がぐっと近づいて――!?
感想・レビュー・書評
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誰にでも優しいのに、大好きなシモンの前でだけ無愛想になるエリス。もう少し素直になれば…とは思うけれど、エリスの緊張が伝わってきて、仕方がないのか…とも思えてくる。シモンに嫌われたくなくて自分の気持ちを伝える気はないのは、悲しいけれど理解できるし。そんなエリスの不器用さは分かっていたけれど、読んでいくうちに実はシモンも不器用なのでは…?と思えてくるのが面白い。少しずつ近づいたら離れてしまう。そんなもどかしすぎる2人の恋が楽しかった。素直になったエリスの破壊力でシモンが夢中になる。そんな2人のその後を想像するのも楽しい。
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とてもよかった。というか、とても好みだったのだね。
全般、さしてCPの絡みが無いのに、何故かとてもよかった、、、不思議。
令息も将軍もどちらも好きなキャラだった。
全くもってベタな展開だったのに、とても幸せな溺愛に浸れたのは久々だったなぁ。
次作もとても楽しみ。