フェオファーン聖譚曲(オラトリオ)op.I 黄金国の黄昏 (opsol book)
- 星雲社 (2024年10月8日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 (440ページ) / ISBN・EAN: 9784434342981
作品紹介・あらすじ
熱狂的ファンを生んだ長編ファンタジー小説が、大幅加筆修正を経てついに甦る!!
“黄金の国”に立ち向かう魔術師は、救国の神か、それとも亡国の悪魔か――
強大なる中央集権国家を維持するため、稀代の悪法を用いて繁栄を極めてきた「黄金の国」ロジオン王国が、今、ひそやかに変革の時を迎えようとしていた。
その引き金を引くのは、「才に乏しい」と評される一等魔術師・アントーシャ・リヒテル、そして、王国への 怒りが限界を突破している一部の地方領主たちだった。 黄金の国はその流れを堰き止めることができるのか。
一方、アントーシャたちが強大な王国を倒すために採ろうとしている前代未聞の手法とは――。
【書店員さまより】
「中央集権国家が抱える闇。不穏な空気が漂いだす王国、そして近隣諸国。
それぞれの思惑が入り交じるなか大きな悲しみを乗り越えた大魔導士アントーシャはどうなっていくのでしょう。
次巻が楽しみになる多くの伏線が張られた見事な第1巻です。」(Booksジュピター 林様)
2020年発売の旧版に大幅な加筆修正を行い、新装版として発売! つよ丸氏の力強い装画にもご注目。
感想・レビュー・書評
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まさかの抽選に当たりました♪
届きましたが分厚い(^_^;)
レビュー書けるのは来月かなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
圧巻。とても面白かった。設定が細かくて、登場人物相関図からロジオン王国の単位などが書かれた資料もあり、事前情報がしっかりしているため重厚なファンタジーだがファンタジー慣れしていない私でもスムーズにロジオン王国の世界に入り込むことができた。時間をかけてゆっくり丁寧に読んだ。
これは続きが楽しみで仕方ない。
スラーヴァ伯爵のこの言葉が心に残った。
「今更王都の民に農村と同じ暮らしをせよと命じたら、王国が揺らぎかねない。人とは贅沢なものなのだよ、ラザーノ。恵まれた暮らしに慣れるのは早く、不便な暮らしに戻るのは難しい。」
多くの人に読まれたらいいなと思う。 -
ファンタジーは難しいですね。まずは自分が入り込むことからが肝心かな。地図や人物紹介は必須!王国はまだまだ始まったばかり。もう少し理解度をもって入り込まないと自分を引き込めなかったかな。
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最初の内は少しずつ読んで、人物一覧、人物相関図、地図と本文を行ったり来たりしてたけど、気がついたら話に集中してました。途中、ゲーナの企みが気になってたけど、まさかこんな事だったとは。そしてアントーシャがこんな決意をするとは。そしてそれが序章なんだとびっくりの連続で読み終わりました。続きは気になるけど、難しい単語や細かい描写を読むのに苦労しました。王家の争いは嫌いだったけど通り越したし、とりあえず何度か読んでみようと思います。
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抽選でいただきました。ありがとうございます。
手にした最初の感想が「厚っ!」
数百年にわたる歴史の中で折り重なる血統と
政治的な思惑が絡み合うこと、
名前が長くて(これは私の苦手なところ)
この世界に入り込むのに、時間がかかりました。
おもしろかったか、おもしろくなかったか
と問われれば、答えに窮してしまいます。
特筆すべきところがない。
アントーシャのキャラクターは嫌いではないし、
オローネツ辺境伯とその家臣たちがみな善い人なので、
その人たちが心穏やかに過ごせる未来を希う気持ちから2巻を注文しました。 -
背ラベル:913.6ースー1
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